代表関係

リバプールファンの間に高まるオランダ代表監督への非難 ワイナルドゥムはハーフタイムにハムストリングの違和感を訴えていた

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今シーズンのリバプールは、チーム全体に躍動感があると思うし、各プレイヤーが上手く連動できているように感じます。
これまでも何度か述べましたように、私としてはアダム・ララーナとジョルジニオ・ワイナルドゥムの貢献、その動きの質、量が非常に大きいと思っております。
もしかしたら、月曜日のマンチェスター・ユナイテッド戦では、その2人を共に起用できないかもしれないリバプール。
リバプールファンの間では、Twitter上でオランダ代表監督への非難が高まっているようです。

代表へ招集されれば、いつだって最も怖れることは怪我をしてしまうこと。
ただ、ファンとしても、がっかりはしても、そのリスクを常に背負っていることは、心の中で理解もしていることでしょう。

さて、オランダ代表としてフランス戦に先発出場をしたジョルジニオ・ワイナルドゥムが、ハムストリングを痛め、62分にピッチを下がっています。
リバプールとしては、実に痛い事態ですが、試合後にオランダ代表監督が言ったコメントが、ファンの怒りを煽ったようです。

「彼(ワイナルドゥム)は、ハーフタイムにハムストリングの違和感を私に言ってきたんだ。だから彼は最後までプレイできなかった」

この発言が本当ならば、少なくともハーフタイムの時点で、監督はワイナルドゥムが問題を抱えていることを認識していたことになります。
なぜ、交代をさせなかったのか?

ご存知の方々も多いと思うのですが、オランダ代表の監督はダニー・ブリント。
マンチェスター・ユナイテッドに在籍するデイリー・ブリントの父です。

リバプールファンとしては、マンチェスタ-・ユナイテッドに勝たせる作戦だ!という声があがっているようです。
まぁ、熱くなったファン心理ということで、気持ちは理解できます。

ただ、ワイナルドゥムがハーフタイムの時点で監督に申し出ていたならば、どうしてプレイを続行させたのか?
この疑問は解けないし、今後のことを考えれば、しっかりと事実関係を確認したほうがいいと思います。

クラブで日々トレーニングに励む中、貴重なプレイヤーを代表で壊されては悲劇でしかありません。
代表の監督を務める人々には、プレイヤーのコンディションに細心の注意を払ってもらいたいし、明らかに瑕疵がある場合には、クラブとしても意見を述べるべきでありましょう。

今はとにかく、ワイナルドゥムが軽傷であることを祈るばかりです。

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