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シドニーFC対リバプール戦の結果と感想


先ほど、シドニーの地で開催されたフレンドリーマッチが終了しました。
試合は、3-0でリバプールが勝利を飾っています。
フレンドリーマッチではありますが、いろいろと収穫もあった試合のように感じます。

ピッチへと入場してくるプレイヤー達を迎える大観衆。
まず、試合に先立って、マンチェスターで起こった事件での被害者の皆様に黙祷が捧げられました。

チームキャプテンは、ルーカス・レイバが努めています。
ここは、現役プレイヤーがキャプテンということだと思いますが、スティーブン・ジェラードとジェイミー・キャラガーが同じピッチにいる中で腕に巻いたアームバンドは、誇りでしょうね。

得点経過については、次のとおりです。

■7分:ダニエル・スタリッジ
■18分:アルベルト・モレノ
■39分:ロベルト・フィルミーノ

この他にも、ファーストハーフの終わり頃には、もしかしたらPK?というシーンが2度続けてありましたが、レフリーはファールを取りませんでした。
ファン目線だと、スティーブン・ジェラードのPKを見たかったですが、仕方ないところですね。

先制点となったダニエル・スタリッジのゴールは、ベン・ウッドバーンがよくがんばってボックス右寄りにいたダニエル・スタリッジへと繋ぎ、ボールを受けたダニエル・スタリッジが、そのまま右足で決めきったものでした。

リバプールの2点目となったアルベルト・モレノのゴールは、パスを出したロベルト・フィルミーノが素晴らしかったと思います。
やさしく、ふわりと浮かしたボールをボックス内へと走り込んでいたアルベルト・モレノへと丁寧に送っています。

3得点目のロベルト・フィルミーノのゴールについては、ダニエル・スタリッジが、ここでもボックス内右側をえぐり、強いグラウンダーのクロスを入れ、そこにロベルト・フィルミーノが反応したものです。

ファーストハーフを見て感じたのは、ダニエル・スタリッジのキレが戻り、かなりフィジカルコンディションが向上してきたなということでした。
この状態だと、この夏に放出することは、考えにくくなったように、個人的には感じました。

また、若手達ものびのび、きびきびと、良いプレイが出来ていたと思います。
ベン・ウッドバーンも、随所に才能の片鱗を発揮していたのではないでしょうか。

粋なはからいだったのは、スティーブン・ジェラードとジェイミー・キャラガーの交代シーンでした。
本来ならば、セカンドハーフ冒頭からチェンジという形なのでしょうが、いったんはピッチへと戻り、セカンドハーフが始まってすぐに、スティーブ・マクマナマン、ダニエル・アッガーと、それぞれ交代をしています。

スタンドのファン達に挨拶ができ、大きな拍手を浴びることができました。

ここは、ユルゲン・クロップ監督のはからいだと思います。

フレンドリーマッチとはいえ、クリーンシートで終えたことも、ポジティブなことですね。

プレイヤー達一人ひとりに、ありがとうを言いたいし、何よりリバプールのために汗を流してくれたレジェンド4人に、心からの敬意と拍手を送りたいと思います。

ありがとう!

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