代表関係

サディオ・マネの早期帰国を望むユルゲン・クロップ監督

Saido Mane


前回、セネガル代表へと参加した際に、ハムストリングを痛めたことにより、リバプールでの試合を欠場していたサディオ・マネですが、先週土曜日のウェストハム戦では復帰を果たし、スタメンで起用されました。
果たして、サディオ・マネが、セネガル代表へ今回も行くのか?という部分に関心が集まっていたわけですが、ユルゲン・クロップ監督としても、やむを得ないと考えているようです。
ただ、早めにリバプールへ戻れるような配慮をも求めています。

ワールドカップ・アフリカ予選では、グループDに属しているセネガル。
残しているのは、あと2試合となっております。

セネガルにとっては、ワールドカップ本大会出場を決める重要な一戦という位置づけになりますね。

ただ、セネガル代表にとってアドバンテージがあるとすれば、現在グループDでは首位に立っており、残り2試合で、あと勝ち点2を取れば、その時点でワールドカップ本大会出場が決まるということ。

セネガルが残している2試合は、いずれも南アフリカ戦で、同国はグループDでは最下位です。
チーム力を比較すれば、セネガルが上回っていることは間違いないと思います。

ユルゲン・クロップ監督としては、もし南アフリカとの初戦でワールドカップ本大会出場を決めたならば、2試合目はお休みをさせ、リバプールへ戻してほしいという希望を持っているとのこと。

このへんは、ナショナルチームとクラブとの関係性も大切ですね。

ユルゲン・クロップ監督の言葉については、Expressなどが報じています。

(Jurgen Klopp)

難しい時だが、代表戦のことは問題ないよ。

もし、セネガルがワールドカップへ出場することになれば、私達はハッピーだ。
彼等としては、そのためにも、サディオ・マネを必要としているし、そのことは私も理解している。

私が訊ねたいことがあるとすれば、もし彼等が最初の試合で、ワールドカップ出場を決めたら、彼を戻してくれるかということだ。
そうなったら、いいね。

前述もしましたが、セネガルは、グループDの首位であり、2位、3位の結果に関わらず、あと勝ち点2さえ取れば、ロシアワールドカップへの出場が決まります。
その対戦相手が、グループDでは比較的戦力の落ちる南アフリカ。

初戦で、セネガルがワールドカップ出場を決めてしまう可能性は、かなり高いと予想します。

その場合、セネガル代表側が、サディオ・マネのコンディションに配慮し、リバプールの希望に添ってくれるか?が、注目点となりそうです。

モハメド・サラーに関しては、エジプトが既にワールドカップ出場を決めているため、今回は不参加という措置が認められています。
セネガルの判断に注目したいと思います。

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