移籍関係

リバプールの両サイドバックと1月の移籍マーケットについて(私見)


1月の移籍マーケット、その窓が開くまで、あと半月を切りましたね。
巷の噂では、リバプールはディフェンス強化を図るともされていますが、今回は、あくまで私見として1月における補強のこと、中でも両サイドバックのことに触れてみたいと思います。

メディア上では、リバプールがサイドバック獲得を狙っているという報道が、時折浮上してくるところです。

その大きな理由のひとつとしては、右サイドバックのナサニエル・クラインが長期離脱中であること。
さらに、左サイドバックでレギュラーの座をつかんだアルベルト・モレノも怪我を負うという状況にあることが影響をしていると思われます。

怪我というものは、いつであっても痛いものですが、あえてポジティブな部分を探し出せば、出場機会が巡ってきたプレイヤー達が成長する機会になるということでしょうか。

実際、最近のジョー・ゴメスは、非常に逞しくなり、自信を持ってプレイをしている様子がうかがえます。

右サイドバックに関して言えば、トレント・アレクサンダー=アーノルドもおり、ナサニエル・クライン不在の穴を若手達が埋めていると言っていいでしょう。

次に、左サイドバックについてですが、なかなか出場機会が訪れなかったアンドリュー・ロバートソンが、アルベルト・モレノの負傷により、スタメンで起用されるようになっています。

ボーンマス戦でのパフォーマンスは、非常によかったと、私なりには考えています。
より実戦に多く出場していけば、さらにチームにフィットすることでしょう。

左サイドバックは、お守りのようにジェイムズ・ミルナーもいるし、いずれはアルベルト・モレノも帰ってくる。
そんな状況かと思います。

となると、さて1月の段階で、焦ってサイドバック補強を行う必然性があるか?というテーマも浮かんできます。

たしかに、層が厚いに越したことはありませんが、限りある資金の中で補強をするに当たっては、よりセンターバックの優先度が増したように思えるのです。

ジョー・ゴメスは、もしかしたらワールドカップ本大会におけるイングランド代表に入るかもしれない。
アンドリュー・ロバートソンにしても、攻守にわたる献身性が見られるプレイをしている。
フリーランニングなども、実直にこなしてくれる様子が垣間見られました。

補強を施す場合には、やはりポジション的な優先順位があるだろうと思います。
ボーンマス戦を見た限りにおいてですが、リバプールが1月の時点でサイドバックを獲る緊急性は回避されたように感じるところです。

ジョー・ゴメスもトレント・アレクサンダー=アーノルドも若いし、まだまだ伸びることでしょう。
ロボに関しても、実戦感覚を取り戻してくれば、さらなる活躍が期待できる。

私としては、そのように思う月曜日でありました。

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