移籍関係

リバプールにおけるナビ・ケイタの起用法について

Naby Keita


季節柄、移籍にまつわる話題が増えてきておりますが、早く決まってしまったので、ついつい忘れがちになるのは、あのナビ・ケイタが、7月1日からは、リバプールのプレイヤーになることですね。
私、個人的には、かなり期待をしております。
好奇心的な部分では、ナンバーは何番を付けるのか?も含めて・・・。

今回は、あくまで私なりに、リバプールへやって来るナビ・ケイタが、どんな起用法をされるのかについて、考えてみたいと思います。

ご存知のとおり、ナビ・ケイタはミッドフィールダーであり、中盤の深い位置からトップ下までをこなせるスキルを持っています。
中盤の万能選手であり、ユーティリティー性も兼ね備えたタイプだと言えそうです。

ただ、その最も大きな強味は、やはり攻撃力にあると、私は思っています。
ドリブルは、かなりのものだし、ラストパスも出せる、シュートも打てる。

勿論、ディフェンシブな役割もこなすことができ、ハードワークを厭わないのも、ナビ・ケイタの特徴だと思います。
相手からボールを奪う才能にも長けているし、アンカーもこなせることでしょう。

ただ、欲をいえば、ナビ・ケイタの場合には、フットボーラーとしては上背に恵まれた方ではありません。
中盤の底として、イーブンな浮き球をヘッドで競り合う場合、いささか部が悪い側面もありそうです。

そんなことを考えてゆくと、勿論アンカーも出来ますが、リバプールにとって最も有効なのは、ナビ・ケイタのドリブルをはじめとした攻撃力を存分に活用することだと思い至ります。

ポジション的には、インサイドハーフが、現状のリバプールでは、最も適しているでしょうか。

2017-2018シーズン後半では、アレックス・オックスレイド=チェンバレンも、かなり覚醒したところを見せてくれたし、しっかりと負傷を癒やして戻ってくれば、かなり強烈な中盤が構築できそうですね。

ナビ・ケイタの場合には、攻撃にやや主眼を置きつつ、そのダイナミズムとダイナモのような運動量で、リバプールの中盤を優位に導く。
そんな役割を期待したいと思います。

あとは、ユルゲン・クロップ監督が、ナビ・ケイタに何を求めるか。
おそらく、最もナビ・ケイタが生きる役割を与えるだろうと予想します。

ナビ・ケイタにとって、プレミアリーグは初挑戦ですが、ぜひプレシーズンの間に、少しでも馴染んでおいてほしいですね。
その才能が全開になれば、相手にとって脅威以外の何ものでもないタレントだろうと、私は思っております。

おおいに期待したいですね。

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