Bob Paisley
７月２６日がやって来るたびに、毎年この話題を取り上げているような気がします。
１９７４年の今日、７月２６日は、ボブ・ペイズリーがリバプールの監督に就任した日にあたります。
リバプールに黄金時代をもたらした名将中の名将。
ボブ・ペイズリーの功績を数字だけで表現することには、いささかの抵抗もあるのですが、やはり書かないわけにはいかないほどに。
ボブ・ペイズリーが、リバプールの監督を務めたのは、１９７４年～１９８３年で、その間にUEFAチャンピオンズカップ（現在のチャンピオンズリーグ）を３回制覇！
イングランドのトップリーグ優勝に至っては、その在任中、なんと６度のチャンピオンにリバプールを導いています。
畏るべき功績。
リバプールが誇る指導者といえば、ビル・シャンクリーも忘れることはできません。
ボブ・ペイズリーは、ビル・シャンクリーが監督をしていた時期もアシスタントコーチを務めており、まさにビル・シャンクリーの右腕であり正統なる後継者でした。
ビル・シャンクリーが蒔いた種が、ボブ・ペイズリーによって花開き、実を結んだ。
そう言ってもいいと思います。
私は、本当に幸せなことに、ボブ・ペイズリーが率いるリバプールをこの眼で見た経験があります。
今おもえば、かけがえのない時間だったと。
コップから愛されるレジェンド。
リバプールの歴史をつくった男ですね。
ボブ・ペイズリー。
１９９６年２月１４日没。