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ジェイミー・キャラガー 「今シーズン中に結果が出なくても、この世の終わりとは思わない」

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晴れて、ユルゲン・クロップ監督が誕生したリバプールですが、まず注目されるのは、現有戦力で、クロップがどういった戦い方を挑むのか!という点。

さらに、先を見つめれば、クロップがどういったプレイヤーを欲し、補強に動くのか?という部分でしょうか。

この補強に関する、資金面などの視点から、ジェイミー・キャラガーが語っていますので、ほんのちょっとですが、ご紹介したいと思います。

(JC)
オーナーは、アブラモビッチのようなタイプではないからね。

多くのクラブが、今シーズンは既に、多くの資金を費やしてしまった。
彼が、真に望むプレイヤーを獲得できるのは、来年の夏まで、待たなければならないかもね。

1月というのは、いつだって難しい時期なんだ。

しかし、彼がリバプールのために、1人か2人の獲得が必須だと思えば、クラブは、その希望に応えるに違いないよ。

補強に関して、監督がクラブと話し合うというのは、何かと上手くいかないから、彼は、自分自身でプレイヤーを連れて来たいだろうね。

クラブは、新しい監督の力で、トップ4に入れると考えることだろう。
それは、過去3年におけるブレンダン・ロジャーズの目標でもあった。

現時点では、トップ4との間に、さほどの大きな差はないね。

プレイヤーとしては、メダルがほしいし、オーナーとすれば、チャンピオンズリーグだ。

その双方ともに、達成できなくても、私は世界の終わりだとは思わないよ。
なぜなら、チームを立て直すために、2,3年の時間があるわけだからね。

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キャラガーならではの発言だと思います。

クロップに監督が代わったことで、もし今シーズンすぐに結果が出なくても、まだまだチームを構築する時間は残っている。

ただ、キャラガーとしては、そうは言いながらも、トップ4との差は、さほど大きくないから、不可能だとも言っていない。

鍵を握るのは、やはりクロップが望むプレイヤーをクラブが獲得するかにある・・・という趣旨でしょうか。

キャラガーが言っているように、この夏、リバプールは、かなりの大金をつぎ込みました。
予算という面で、1月にどれだけの支出ができるのか?

また、キャラガーの意見として、重要な部分は、監督が自らプレイヤーを連れて来たほうがやりやすい・・・というくだりでしょうか。

1月の移籍市場。
キャラガーの思惑では、リバプールには、お金を使う余裕はない。
しかし、2人くらいまでなら、クロップが熱望すれば、必ずや実現するだろうという考えも示していましたね。

今いるメンバーを、まずどれだけ活かすことができるか!
さらには、今後、クロップ体制下で、補強に関する権限を、どこまで監督が掌握できるか。
今後を占う上で、実に重要なポイントかと思います。

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