前十字靱帯の損傷により、当初は今シーズンは絶望とされたダニー・イングスですが、本人としては、今シーズン中の復帰を諦めない！という強い意志を持っていることは、過日ご紹介したところです。
そんなイングスが、リハビリに全力を尽くして立ち向かう！と、誓っています。
プレイぶりや、その眼光を見ても、イングスという人は、本当に芯の強いタイプなのでしょうね。
悲劇にも、正面からぶつかってゆく姿勢は、素晴らしいと思います。
イングスは、食事、睡眠、ビタミン摂取などの管理に至るまでを徹底し、出来得ることすべてを実行し、一日も早い復帰を期しているとのこと。
イングスは言います。
「彼（クロップ）は、私が怠けたりする心配をする必要などないと分かっているよ」
負傷中にあっても、イングスの気力は、決して衰えることはないようです。
むしろ心配なのは、ダニエル・スタリッジのほうでしょうか。
イングスの場合は、怪我は重傷ですが、しっかりリハビリをすれば、必ず復帰できる！という未来が見えている。
一方、スタリッジは、どうしたら負傷体質から抜け出せるか？という手探りの状態にある。
負傷が多いことを、即ちメディカル・スタッフの責任にすることは、私もしたくはありませんが、ここまで大勢の離脱者が出ている現状を見ると、何らかの措置、対策も必要になるか？と、思わざるを得ません。
インターナショナル・マッチ・ウィークによって与えられた２週間。
この期間に、何らかの朗報が入ってくればいいのですが。
若手にもチャンスを与えていくべきだと、私は考えますが、それだけでは間に合わない現状もある。
予算面の課題もあるでしょうが、１月には、思い切った補強も必須になってきた感があります。