移籍関係

1月のリバプール ストライカーの補強はなしか

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過日、ユルゲン・クロップは、1月の補強で大金を費やす考えはないと語っていましたが、昨日行われた対ウェスト・ブロム戦を前にした記者会見の発言からは、当面ストライカーを獲得するつもりはないという意図が見えてくるように思います。

まずは現有戦力を活用すること。
さらには、負傷離脱中のストライカーが戻って来たときのことを考えること。

あえて言えば、クロップは目先のことだけを見ているわけではないと言えるかもしれません。

クロップは、昨日の記者会見の中で、ダニエル・スタリッジのことに触れつつ、「私達には、クリスティアン・ベンテケ、ディボク・オリギ、ロベルト・フィルミーノがいる」と語り、さらに「今は起用できないがダニー・イングスもいる」と発言しています。

拙速に動いて、ストライカーが豊穣状態になることは避けたいという考えがあるのかもしれません。

獲っては放出し・・・という、ここ数年リバプールに見られた補強の姿に区切りがつくことになる可能性が大きそうです。

こういった考えは、プレイヤーにとっては有り難いことだと思います。
じっくりと、自分のベストを探すことが出来ますからね。

これまでのクロップの発言を追ってくると、大金のかかる攻撃的プレイヤーよりも、中盤より下がり目、まずはそこから手をつけてゆく・・・。
そういう考えがあるのかもしれません。

あるいは、若手の発掘や将来性を買ってのオファーでしょうか。

リバプールとしての問題と申しますか、課題としては、やはりどうしてもスタリッジの今後がクローズアップされることでしょう。

スタリッジであっても、うかうかしていられないようなストライカー陣のポジション争いが活発化されることが、一番の妙薬かもしれません。

まずは、今日のウェスト・ブロム戦。
前線で誰を起用するのか?
そこから注目してみたいと思います。

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