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ボクシングデーとリバプール

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今日、明日と、世の中はクリスマス色に染まっていることでしょう。

そんな中、時には一人閑かに自分と向き合う過ごし方があってもいいと思います。

さて、特にイギリスのフットボールシーンでは、「ボクシングデー」を大切にする風潮がありますね。

今回は、徒然なるままに、ボクシングデーのこと、リバプールのことについてしたためてみたいと思います。

ボクシングデーとは、簡単にいえば、クリスマスの翌日、12月26日をそう呼んでいるもので、イギリスでは休日となっています。

貧しい暮らしの中にあり、クリスマスを祝えない人々もいる中、教会が寄付を集い、その翌日にプレゼントをしたりという活動もされてきました。

イギリスでは、裕福な家庭に育った子はラグビーを選び、そうでない子は、フットボールの道を行くという風習のようなものが残ってきました。

そういった意味でもフットボールを愛する人々にとっては、ボクシングデーは、一年でも特別な一日だと言っていいでしょう。

さらにリバプール。

決して裕福な人々が暮らす街ではありません。

失業給付で生活を繋いでいる方々も多い。

田舎の港町で生まれ育った人々の安らぎであり、没頭できるものはといえば・・・週末のフットボール。

まさにリバプールこそ、ボクシングデーの申し子とも言えそうです。

煌びやかな夜を過ごす人々がいる一方、今日の食事に窮する人達もいる。

そんなことに思いを馳せる時があってもいいのではないでしょうか。

フットボールだけが楽しみ。
そんな生活をしている人達のためにも、ボクシングデーのレスター戦では、最高の試合をしてほしいですね。

今回、私が最高の試合をと言ったのは、感動がほしい!という意味です。

もちろん勝利がほしい。
でも、それ以上の何かがあることを、ボクシングデーが教えてくれる。
そんな気がして仕方ないのです。

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