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スタッツに見るリバプール対アーセナル戦

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3-3のドローで終えた対アーセナル戦ですが、試合終了間際にジョー・アレンがゴールを決めるなど、最後まで諦めない姿勢を見せてくれたと思います。

攻撃の柱であるフィリペ・コウチーニョを怪我で欠き、センターバックも負傷あがりのコロ・トゥーレとママドゥ・サコー。
このセンターバックのペアが、アーセナル戦で先発出場するとは、少し前までは予想だに出来ませんでした。

また、ジョーダン・ヘンダーソンとジェイムズ・ミルナーも、負傷明けの中、存在感を見せてくれたのではないでしょうか。

この状態において、首位アーセナルと引き分けに持ち込んだのですから、ポジティブに捉えたいと思いますし、一方、スタッツを見るとリバプールが勝利していてもおかしくない試合だったとも言えそうです。

ごく基本的なスタッツのみ、ご参考としてあげてみると、次のようなものになります。

○シュート数
リバプール22、アーセナル14

○ショッツ・オン・ターゲット(枠内シュート)
リバプール6、アーセナル5

○ボール・ポゼッション
リバプール59.3%、アーセナル40.7%

○コーナーキック
リバプール9、アーセナル3

試合前、ユルゲン・クロップは、アーセナルとはポゼッションでは競わないという趣旨の発言をしていましたが、結果的にはリバプールが上回ることになりました。

コーナーキックを獲得した数も、圧倒的にリバプールが上回っているわけですが、どうしてもリバプールは、相手にコーナーキックを与えた場合の失点率が高いことも確かで、今後の課題として残ることになりそうです。

結果もドローでしたが、スタッツ的にもアーセナルを相手に互角以上の戦いをしていたのは、数字が示しているとおりで、今日の序盤戦のような攻撃スタイルを再現できれば、マンチェスター・ユナイテッドに勝利することも、十分に可能性はあると思われます。

あとは、僅かなトレーニング期間しかありませんが、ディフェンス陣の連携面を成熟させていきたいですね。

ただ、今回のアーセナル戦で、手応えと自信はつかんだと思うので、次節ユナイテッド戦では、堂々と勝ち点3を奪いに行く試合を見せてほしいと願っています。

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