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リバプールのチーム総失点が表す不振の要因

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当然勝たねばならぬ相手であったサンダーランド戦。
得点経過からいっても、まず勝ち点3は揺るがないものに思われました。

しかし、試合が終わってみれば、2点のリードを守り切れずドロー。

ファンにとっても、失意の結果だったと思います。

しかし、ユルゲン・クロップは、その日の試合内容は、追いつかれても不思議ではなかったという趣旨の発言をしています。

クロップは、「私達には、あまりにミスが多かった」と語り、これではゴールを容易に許してしまうだろうともしています。
ある意味、自戒を込めた言葉だと思います。

さらにクロップは、リバプールが現在9位であること、得失点差がマイナス4という状況を「ノーマルではない」とし、改善を求める発言もしています。

今シーズンのプレミアリーグにおけるリバプールのチーム総得点は32、総失点は36です。
実は、順位表の10位までを見ると、得失点差がマイナスに振れているのは、唯一リバプール・・・。

失点数だけを見ると、36失点以上を奪われているのは、14位以内でリバプールだけです。

決定力不足が言われるリバプールですが、実際には、かなり失点が多いことが分かります。

さらにしんどいことに、リバプールの失点の多くは、組織として崩されたというより、セットプレイからやられるケースが際だっているのが特徴です。

守り方、適切なコーチング、ゴールキーパー、センターバック、サイドバック、さらにはセントラルミッドフィールダーの連携に、成熟仕切れていない何かがあるように思います。

そういった意味で、今日行われる対ウェストハム戦では、あえてディフェンス面を注目して見てみたいと、私は考えています。

FAカップにおいて、どんなディフェンスラインを組むのか?は、メンバー発表があるまで分かりませんが、もしも!若手も交えた守備網がしっかり機能するならば、プレミアリーグでも抜擢するくらいの大胆な策さえ必要かもしれません。

まずはリバプール。
失点を減らしたいですね。

こう考えてくると、夏の補強で優先するポジションも、自ずから見えてくるように思います。

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