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ジョーダン・アイブ 「僕は代理人ではなく両親と相談するだけ」

以前、昨今のリバプールは、現有戦力との契約延長交渉で苦戦している傾向に見える・・・という趣旨の記事を書きましたが、その理由として「代理人の存在がある」と、エコーは報じています。

ダニエル・スタリッジ、フィリペ・コウチーニョ、そしてジョーダン・ヘンダーソンとはスムーズに合意が進み、今後リバプールは、マルティン・シュクルテル、ジョー・アレン、更にはジョン・フラナガンとの延長手続きを進めて行くそうですが、どうしてもラヒーム・スターリングとの交渉は暗礁に乗り上げてしまい、進捗がないことに、リバプールは失望しているとも・・・。

そこには、代理人の存在があり、交渉を難しくしているという実態があるというのです。

スターリングの代理人が難しいのは、ファンの間でも有名ですし、今後もいろいろな駆け引きをしてくることも予想されますね。
代理人の問題は、何もリバプールに限ったことではありませんが、プレイヤーのため!を最優先してくれる人ならばいいのですが・・・。
利益追求型だと、やり過ぎれば、プレイヤー自身にダーティーなイメージが付いてしまい、長い眼で見れば、得策ではないと思うのですがね~。

ところで、スターリングの件で苦しんでいるリバプールに、ほっと安心するケースがあるそうです。
それは、ジョーダン・アイブとの交渉です。

アイブは、家族、両親と相談するだけで、自分の道を決めるということで、内々に5年間の長期契約延長で合意に達しているとのこと。
あとは、公式発表を待つばかりという状況だと考えてよさそうです。

せっかくなので、ちょっとだけアイブの言葉を一部意訳してみます。

(JI)
代理人?
僕にはいないよ。
僕は、彼等を信用していないんだ。

代理人は、僕には必要ないと思っているしね。
両親が、その替わりに、いろいろやってくれているよ。
僕にとっては、家族こそが、一番なんだ。

必要なときには、適切なアドバイスをくれるから、僕自身で決めることが出来る。
両親がいてくれれば、僕には代理人なんて、必要ないんだよ。

もうだいぶ前のことになりますが、アイブの少年時代のことを書いたことがあります。
いろいろ苦労をして来た中で、リバプールを選び、家族一緒に移ってきた。
そして、アイブ少年は、毎日のトレーニングが終われば、家に帰って、シューズなどを自分で掃除していたそうです。

アイブの少年時代を思い出すと、家族とは何か・・・を考えさせられ、その支えを彼自身が一番分かっている・・・と感じます。

アイブは、エキサイティングなプレイヤーだし、首がしっかりしているところなどは、ベテランの風格さえあります。
しかし、表情、顔つきを見ると、本当に純朴な少年!という印象を受けます。

駆け引き、マネー・ゲームが普通になってしまったフットボール界ですが、アイブの姿勢は、爽やかな風を運んでくれるように思います。

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