代表関係

ユーロ本大会に影を落とすテロ事件

EURO-2016
過日、フランスでは同時多発テロが発生し、沢山の方々が犠牲になられました。

また、現地時間22日には、ベルギーでもテロが発生。
自爆テロと言われていますが、やはり死傷者が出る事態となってしまいました。

警戒レベルを最高に引き上げるなどの対策を取っていたものの、こういった事件が起こったことで、フランスを会場とするユーロ本大会の開催にも、少なからず影響が出てきそうです。

UEFAは、緊急会議を招集したそうで、ユーロ本大会の開催可否についても話し合われる模様です。

フットボールにあって、代表レベルの試合でいえば、ワールドカップとユーロは2大大会だと言っていいでしょう。

4年に一度の祭典ですが、会場の安全性確保は、最低限の条件かと思います。

ただ、特に欧米では、「テロには屈しない!」という強い姿勢で臨む傾向があり、世界的にも注目されるユーロを中止することが、テロに屈することを意味するという考え方を取る人物もいることでしょう。

ヨーロッパを代表するスター達が集結する大会だけに、UEFAの決断が注目されます。

また、最大限の警備体制を取ることにより、ユーロを予定どおりに開催したとしても、フランスまで応援に行くことを躊躇するファンがいてもおかしくありません。

どんな結論に至るとしても、UEFAとしては、非常に難しい判断をくだす場面に直面していることは事実だと思います。

日本も数年後にはオリンピック開催を控えていますが、今回のケースをよくよく検証して、万全の備えを今からしておく必要がありそうです。

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