
現地時間火曜日にアンフィールドで開催されたリバプール対レアル・マドリード戦。
リバプールファンにとって、嬉しい日になりました。
リバプールがレアル・マドリードに1-0で勝利した試合、今回は主だったスタッツを振り返りながら、どんなゲームだったかの一助にしていただければと思います。
リバプール対レアル・マドリード戦 主なスタッツ
| スコア | リバプール 1 | レアル 0 |
| トータルシュート数 | リバプール 17 | レアル 8 |
| ショッツ・オン・ターゲット | リバプール 9 | レアル 2 |
| ボックス外からのシュート数 | リバプール 8 | レアル 5 |
| ボックス内からのシュート数 | リバプール 9 | レアル 3 |
| ポゼッション | リバプール 38.808 | レアル 61.192 |
| デュエル勝率 | リバプール 45.098 | レアル 53.333 |
| コーナーキック獲得数 | リバプール 4 | レアル 2 |
| パス本数 | リバプール 332 | レアル 531 |
| パス成功率 | リバプール 77.108 | レアル 86.817 |
| 敵陣でのパス本数 | リバプール 205 | レアル 310 |
| 敵陣でのパス成功率 | リバプール 69.268 | レアル 82.258 |
| ファイナルサードでのパス本数 | リバプール 124 | レアル 171 |
| ファイナルサードでのパス成功率 | リバプール 66.935 | レアル 80.117 |
※データはLFCのオフィシャルウェブの数値を参照しました

ポゼッションやパスとシュートへ持っていくことは別だった
スタッツを見ると、ポゼッションやパスの面ではレアル・マドリードが上回っている数字が出ていますが、しっかりシュートに行けていたのはリバプール。
これは、この日に用いたリバプールの戦術に起因することも大きいと思います。
また、ある程度のエリアではボールを持たせても肝心のところでは厳しく行っていたということも言えそうです。
大きく開いたのは枠内シュート
スタッツを部分的にみると、試合を多く支配していたのはレアル・マドリードのように見えるかもしれません。
無論、それだけのスター選手がいることも事実です。
しかし、放ったシュート数は、リバプールがレアル・マドリードの倍以上であり、枠内シュート数(ショッツ・オン・ターゲット)に至っては9本対2本と大きく差ができました。
リバプールが上手く戦ったというべきか。

ある程度ポゼッションを落としても勝てることの大切さ
フットボールにおいて、ポゼッションを重視する傾向が顕著になった時代がありました。
無論、ボールを持てるに越したことはないものの、では長くボールを持っていれば勝てるか?といえば、それは微妙なところです。
いかに効率的に敵陣に侵入し、フィニッシュまで持ち込むか。
そこが重要ですね。
フィニッシュへ行くまでのルートをどうするかも大切。
リバプールが結果を出せずに苦しんでいたとき、私はまずディフェンスを強固にして、カウンターを狙ってみるのも一策ではないか?と思っていました。
レアル・マドリード戦でのリバプールは、セットプレーからゴールを決めましたが、まずディフェンスをしっかり構築するという意味では、良くない時期よりもしっかりできていたと思います。
この良い流れをマンチェスター・シティ戦へと繋げていきたいですね。
