
卓越したスキルを持ち、傑出したパフォーマンスを見せてくれたロベルト・フィルミーノ。
それでいて目立たないところでのハードワークもしてくれたのですから、リバプールファンから愛されるはずです。
そのロベルト・フィルミーノが、ウーゴ・エキティケのことを中心にした新しいリバプールの攻撃陣について、またユルゲン・クロップ監督の復帰について言及しています。
リバプールの大型補強2人とウーゴ・エキティケ
本年夏、リバプールはファンさえも驚かせる大型補強を敢行し、移籍金においてはイングランドでの記録を2度塗り替えるという出来事が話題になりました。
フロリアン・ヴィルツであり、アレクサンデル・イサクのことです。
一方、決して移籍金は安くなかったものの、フロリアン・ヴィルツとアレクサンデル・イサク獲得のインパクトが強烈だったため、あまり移籍金のことを言われずにシーズンインをしたのがフランス代表にも入っているウーゴ・エキティケです。
ロベルト・フィルミーノが語ったウーゴ・エキティケ
ロベルト・フィルミーノはFlashscoreにおいてリバプールのことを語っており、このことはリバプールの地元誌であるエコーも触れています。
ボビー(フィルミーノ)は、その中でエキティケについて、こんなことを言っています。
エキティケのことは、彼がフランクフルトに加入するまでよく知らなかったんだ。
彼は、既にゴールやパフォーマンスで自分の潜在能力を示しているね。
それに、クラブの歴史に名を残す選手になりたいという強い意欲があるように見えるよ。

ボビーは今でもリバプールを追っているのか?
輝かしいキャリアをリバプールで過ごしたボビーですが、今もなおリバプールのことを追っているのか?と問われてもいます。
もちろんだよ!イエスだ。
彼等はシーズンでの良いスタートを切ったが、今はパフォーマンスが落ち込んでしまっているね。
しかし、すぐに持てるあらゆるものを出し切って、すべてのタイトルを競える状態に戻ってくると確信している。
サディオ・マネ、モハメド・サラーとは今でも連絡を取り合っている
リバプールに考え得るあらゆるタイトルをもたらしたロベルト・フィルミーノ。
ユルゲン・クロップ監督のもとで、世界最高のフォワード陣だと称されたのは、サディオ・マネ、モハメド・サラーとの3トップで、リバプールのフロントスリーと呼ばれました。
ボビーは、サディオ・マネ、モハメド・サラーとは今でも交流が続いていることを明かしています。
彼等と共に過ごしたあの数年間は本当に素晴らしかった。
僕が在籍した8年間を思い出すと、僕達は勝利を重ねるチームの一員であり、美しい歴史を築くことができた。
時々連絡を取り合っているよ。
こんな風に2人のスターと一緒にプレーできたことに、とても感謝しているんだ。

ユルゲン・クロップの監督復帰について
以前にも度々触れましたが、ロベルト・フィルミーノがリバプールへやって来た時の指揮官は、ブレンダン・ロジャーズ監督でした。
しかし、ロジャーズ体制はボビーを生かすことができず、ボビーが名実ともにエースとなっていくのは、ユルゲン・クロップ監督の就任を待つことになります。
ユルゲンは、これまでで最高の監督だった。
今も残る思い出達は、信じられないほど素晴らしいものばかりさ。
彼と一緒に仕事ができたことに感謝しているよ。彼から多くのことを学んだし、僕も彼の期待に応えられたと思っている。
今は休養を取っていると思うし、いずれクラブの指導に戻るだろうね。
それがリバプールかどうかは、彼自身にしか分からないことだ。
黒子もできるファンタジスタ、それがボビー
ユルゲン・クロップ監督のことについては、一時期リーズの指揮官に就任するというゴシップが流れ、即座にクロップさんが否定したことを私は見聞きしていました。
その際、クロップさんは「イングランドに戻って監督をすることはない」と明言しており、さらに「リバプール以外では」と語ったことで、ユルゲン・クロップ復帰という話がゴシップとして流れました。
ボビーはといえば、ユルゲン・クロップは、監督業に戻るだろうとし、その場所がリバプールであるかどうかは、本人しか分からないことだと述べました。
ボビーは、本当に華麗な舞ができるタレントでした。
それでいて、ファーストディフェンダーとして汗をかき、決してセルフィーではないフォア・ザ・チームの典型でもありました。
そう、ボビーことロベルト・フィルミーノは、KOPから愛される資質のあらゆるものを持っていたし、そのことをアンフィールドで具現したのでした。

