プレミアリーグ 試合日程・結果

リーズ対リバプール戦の結果と感想(プレミアリーグ第15節)打ち合いの末ドローに

先ほど、エランド・ロードで行われたプレミアリーグ第15節、リーズ対リバプール戦が終了しました。
ファーストハーフでのスコアは両チームとも得点はなく、セカンドハーフに試合は大きく動く打ち合いに。

試合は、3-3のドローに終わっています。

■2点のリードを守れなかったリバプール

ハーフタイムをはさみ、セカンドハーフの入り方は、リバプールが非常に良かったと思います。
流れを引き寄せ、立て続けにウーゴ・エキティケがゴール!
2点をリードしたものの、その後勝ちきれないという現実が、今のリバプールを表しているように感じます。

■得点経過

  • 48分:エキティケ
  • 50分:エキティケ
  • 73分:失点(PK:カルバート・ルーウィン)
  • 75分:失点(シュタッハ)
  • 80分:ドミニク・ソボスライ
  • 90+6分:失点(田中)

■上手さと強さを見せたエキティケ

立て続けにゴールを決めたウーゴ・エキティケは、素晴らしかったと思います。
彼がリバプールへやって来た頃、私はテクニシャンタイプだというイメージを持っていたのですが、強さもあるし、戦えるストライカーですね。
そのことを今日の試合、決めたゴールでも見せてくれたと思います。

エキティケが決めた先制ゴールは、リーズのディフェンスラインのミスから生まれました。
最終ラインでパスを繋いでいるところをエキティケがカット、落ち着いて右足でのシュートを決めました。

その2分後、またもエキティケが決めてみせます。
右からコナー・ブラッドリーが鋭くて強いクロスを供給。
エキティケは、ゴールキーパーともつれ合いながらも左足でゲット。

この2点目が決まる直前にもエキティケは、敵陣深くへ入っており、PKではないか?というシーンがありました。
VARが介入してもおかしくないプレーでしたが、その前にエキティケが決めてしまったという形です。

■ソボスライの意地を生かせなかった痛恨の3失点

2点をリードしたリバプールでしたが、イブラヒマ・コナテのディフェンスがPKだと判断されカルバート・ルーウィンに決められて1点差。
その2分後には、今度は流れの中でシュタッハにゴールを許しました。

しかし、ここで意地を見せたのがドミニク・ソボスライ。
運動量豊富なドムは、相当疲れていたと思いますが、そんな素振りも見せず、80分にはゴールを決めてみせます

再びリードを奪うリバプール。
ドムのゴールですが、カーティス・ジョーンズが縦にパスを出し、ボールを受けたライアン・フラーフェンベルフが左前向きに横パス。
アレクシス・マクアリスターがスルーをしてボールはドムへ。
走り込んで来たドムは、スピードそのまま右足で綺麗に流し込みました。

リバプールとすれば、ドムの綺麗なゴールを決勝点にしたかったですね。

リーズは、試合残り時間がない中、コーナーキックをゲットし、途中出場の田中が左足のボレーで決めており、これでスコアは3-3になったものです。

■エキティケを90分間使えなかったか?

この日、存在感を見せていたエキティケでしたが、83分の段階でアレクサンデル・イサクと交代をしています。
エキティケには、まだ90分は無理という判断ならばよいのですが、あの時間帯でピッチに入っても、今のイサクだと彼本人が難しかったと思うので、むしろエキティケを残しておくべきだったように私は思いました。

あの時点ではリバプールが勝つだろうという流れだったものの、万が一の場合に備えてという意味です。
理由づけとすれば、あと1点でエキティケはハットトリック達成でしたし。
しかし、それも結果論ですね。

■カルバート・ルーウィンに仕事をさせなかったファン・ダイク

カルバート・ルーウィンという選手は、相手にとっては怖い存在です。
しかし、少なくともリーズが前線に高いボールを供給した際にあって、ファン・ダイクがほぼ完封していました。
ただ、さすがのファン・ダイクとて、PKだけはストップできない。

PKを与えてしまったのはコナテですが、VARでじっくり見ればPKの判定もやむを得ない。
ただ、見る人によってはナイス・チャレンジという場合もあったように思います。
運気が落ちていると、こういう時にもマイナスに出てしまうのか?

■リーズの田中はそもそも良かった

リバプールにとって痛恨の失点となったリーズの3点目。
それをコーナーキックから決めたのは田中でした。

田中は、ピッチに投入されて以降、動きが良かったし、何か仕事をされてしまう予感のようなものはありました。
田中を含めて、リーズは選手交代が当たっており、ここがリバプールとのコントラストになった感があります。

■モハメド・サラーは何を思う

今日もベンチスタートとなったモハメド・サラーには出番がありませんでした。
勝っていればよかったのですが、こういう点の奪い合いで決定力が欲しいときでもモーにはチャンスはなかった。

これをモーがどう受け止めているかですね。
今後、不協和音にならないことを祈るばかりです。
しかし、私などが思っている以上にモーはプロフェッショナルですから、気持ちを持ち直してくれると信じたいです。

■勝ち切ることの難しさ

チームの調子が良いときは、あっけなく見えるほど簡単に勝ててしまうような時もあります。
実は、そこに選手達のハードワークがあるのですが。

しかし、今のリバプールに迫っているものは、勝ち切ることの難しさ。

ここを越えて行かなければいけませんね。
いろいろ上手くいかないことが続きますが、シーズンはまだ続いていきます。
リバプールには這い上がってほしい!
そう願う私でした。

文末になりましたが、リバプールの交代カードについてまとめ、この稿を閉じたいと思います。

68分:ヴィルツ→マクアリスター
68分:ブラッドリー→ゴメス
83分:ガクポ→遠藤
83分:エキティケ→イサク

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Toru Yoda

ただの埼玉の隠居です

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