先ほど、アンフィールドで開催されたCLリーグフェーズ、リバプール対アトレティコ・マドリード戦が終了しました。
試合序盤で、私はこう思いました。
今日は今シーズン初めて安心して見ていられると。
それがまた、今日も劇的なフィナーレへ。
試合立ち上がりで2点をリードしたリバプールでしたが、何と追いつかれ、時計の針は90分をまわりました。
そこで生まれたキャプテン渾身のヘッダー!
試合終了直前にリバプールが決勝ゴールを決め、3-2のスコアで勝利しました。
得点経過については、次のとおりです。
■4分:アンディ・ロバートソン
■6分:モハメド・サラー
▲45+3分:失点
▲81分:失点
■90+2分:ファン・ダイク
試合は総じてリバプールが支配していたと思いますが、そこはやはりアトレティコ。
簡単には倒せませんでしたね。
リバプールのスコアラーを見て感慨深いのは、アンディ・ロバートソン、モハメド・サラー、ファン・ダイクと長年リバプールに尽くして来たベテラン達が決めたことです。
先制点となったロボの得点ですが、セットプレーが起点となりました。
キッカーはサラーで、低い弾道のボールを蹴ったものがロボの踵でしょうか...に当たってゴールイン!
立て続けに6分にはサラーが決めており、ライアン・フラーフェンベルフがボックス内に縦の突進を図ろうとした際、モーがボールをものにして左足のシュート。
中央にいるフラーフェンベルフに右ワイドからパスを出していたのはモーで、パスをしながら中へ!入って来た形でした。
その後リバプールは2失点を喫し、嫌な流れになったものの、最後はキャプテンが決めてくれました。
90+2分のこと。
追加タイムは5分。
右からのコーナーをドミニク・ソボスライが蹴り、キャプテンが強烈なヘッド!
このときのファン・ダイクですが、相手にかなり捕まれており、助走なしでのヘッダーでしたが、非常に強いボールをゴールネットへ!
お見事でした。
リバプールとすれば、2失点したことは今後の改善点として、アトレティコを相手に良い流れで試合ができていたと思うので、やはりディフェンス面の強化ですね。
攻撃はといえば、リバプールデビューであったにも関わらずイサクの上手さと柔軟性が光っていたと思います。
やはり、並のプレイヤーではないと確信。
フロリアン・ヴィルツは、特にイサクへのパスを狙っていたように見えたし、リバプールに新たなホットラインができる予感がします。
今後のイサク、ヴィルツが楽しみです。
90分間を通じて、私が思っていたことはソボスライの貢献度が極めて高いということでした。
ハードワークを全時間帯を通じてできるタフネスぶり。
土壇場で決勝ゴールを決めたファン・ダイクもさすがだし、プレイヤー・オブ・ザ・マッチはいずれかでしょうか?
ヴィルツは試合を重ねるごとにフィット感を向上させていると思うし、イサクもしょっぱなから好パフォーマンスでした。
また、サラーのコンディションが上がってきた様がよかったかと。
ヨーロッパのカップ戦では、とにかく勝ち点を取っていくことが肝要です。
何度か深いタックルも受けましたが、負傷者を出さずに勝利できたことはポジティブだったように思います。
なお、この試合でリバプールは、5枚の交代カードを切っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■58分:イサク、ガクポ、フリンポン → ブラッドリー、エキティケ、マクアリスター
■74分:ヴィルツ → エングモア
■86分:ロバートソン → ケルケズ