移籍関係

レヴァークーゼン時代に経験した最も凄いスタジアムはアンフィールド / ジェレミー・フリンポン(インタビュー1)

Jeremie Frimpong

ブンデスリーガのレヴァークーゼンで輝かしい活躍を見せてきたジェレミー・フリンポン。
圧倒的なスピードを武器に右サイドでアップダウンする姿は圧巻です。
オランダ代表でもあるジェレミー・フリンポンがリバプールの一員に加わった!

新しい仲間を迎えたことで、LFCがロングインタビューを行っています。
例によって少しずつですが、フリンポンの声をご紹介していきたいと思います。
今回が第一回となります。

<まずはジェレミー、リバプールへようこそ。
そしておめでとう。
ここに来た気持ちはどうかな?>

ありがとう、とても光栄だよ。
リバプールでプレーするんだよ?これ以上、何を言えばいいのだろう。
家族全員が僕のことを歓んでくれているし、彼女もそうだよ。
だから僕は幸せだし、恵まれていると感じているんだ。

<移籍交渉はスムーズに進んだの?>

そうだね、かなりスムーズだったと思うよ。
リバプールから誘いが来て、興味があると言ってくれて、僕にはもう迷う余地なんてなかったよ。
僕から代理人には、「とにかくこの移籍を成立させてほしい!」と伝えたんだ。
すごく順調に進んで、何の問題もなかったね。

<ここ数年レヴァークーゼンをあまり見ていないとか、あるいはYouTubeで追っていないリバプールファンのために、自分がどんな選手なのかを説明してもらえる?>

そうだね、自分はとてもスピードがあって、爆発力がある選手だと思うよ。
ウィングで上下に走り回って、エネルギッシュだ。
チームに多くのエネルギーをもたらせると思っているよ。

<以前のインタビューで、もっと若い頃にリバプールに加入したかったけど、そのときは実現しなかったという話をしていたね。そのことは心の片隅にずっと残っていたのかい?>

もちろんだよ。
子どもの頃からフットボーラーとしては常にトップチームでプレーしたいものなんだ。
若い頃にリバプールから最初に声がかかったときも、もちろん即決だったよ。
でも、交通手段とかいろいろな事情があって、別の道を選ばなければいけなくなってしまった。
でも、今の僕を見ててよ!
すごくうまくいったと思う。

<オランダ代表で一緒だった選手たち――フィルジル、ライアン、コーディ――のことはもちろん知っているよね。彼らから既にリバプールについて何か教わったことはあるかな?>

うん、もちろんさ。
彼らとは何度か話をしたよ。
フィルジルが電話をくれて、リバプールのことやクラブからの期待などについて教えてくれた。
それに、みんなが僕のことを歓迎してくれるだろうという安心感も彼が与えてくれたんだ。
代表チームでのフィルジルの振る舞いを見ればわかると思うけど、彼は大きな存在でありキャプテンだ。
いいことをたくさん聞かせてもらったよ。

<数ヶ月前、スカウス訛り(リバプールの言葉)を披露している動画がネットに出ていたね。リバプールファンからの反応は見たかな?>

あんなにバズるとは思っていなかったよ!
僕としては単純に、ライアンがリバプールでプレーをしているし、リバプール=スカウス、みたいな感じでやっただけなんだけどね。
まさかあんなに広がるとは思ってもいなかった。
でも、面白かったし、みんなのサポートに感謝しているよ。

<あなたは既にアンフィールドを経験しているよね。昨年11月にレヴァークーゼンとしてここに来ていた。あの試合では結果は出なかったけど、ファンや雰囲気から何か印象に残ったことはあるかな?>

勿論あるよ。
レヴァークーゼン時代にプレーした中で、アンフィールドが一番すごいスタジアムだった。
雰囲気、ファン、チーム、そのすべてが素晴らしかったよ。
本当に完璧な場所だと思ったね。

<外から見たとき、リバプールというチームのクオリティについてどう感じていた?>

もう皆さんが知っていることだよね。
多くを語る必要はないと思う。
彼らはリーグ優勝もしたし。レヴァークーゼンにいたときにリバプールと対戦するのは本当に難しかったよ。
いや、本当に、ものすごく難しかった。
どう言えばいいのかな…もちろんレヴァークーゼンも良いチームだったけど、リバプールは次元が違っていたね。

<あなたの人生の道のりもユニークだよね。アムステルダムで生まれて、ドイツから来ていたわけだけど、長い間イングランドにもいたそうだね。言語や文化にも慣れているという点では、リバプールに馴染むのも難しくはないかな?>

うん、まさにそのとおりだよ。
アムステルダムで生まれたけど、育ちはイングランドだから、文化もちゃんと理解しているよ。
だからきっと、すんなり馴染めると思うんだ。

<以前、セルティックに移籍したときに「兄が背中を押してくれた」と言っていたよね。ここ数年で2か国でリーグ優勝を経験し、ブンデスリーガで無敗優勝もしているけど、自分自身はどのように変わったと思う?心の有り様も変化したかな?>

間違いなく変わったね。
あの頃の僕はまだ未熟で、子どもだった。
ただ友達と離ればなれになることばかりを考えていたんだ。
友達と一緒に育って、同じ学校に通っていたから、会えなくなるのがすごく嫌だったんだよ。
でも兄が目を覚まさせてくれた。
それは、本当に必要なことだったね。
正直に言うと、あの日はもう帰りたかったんだよ。
でも兄が「今がチャンスだ。自分の力を証明しろ」と言ってくれて…そして今、こうしてここにいる。
もちろん、あの時から心の有り様は完全に変わったよ!

フリンポン自身も述べていますが、まずリバプールのキャプテンがファン・ダイクだということは非常に大きいでしょうね。
さらにリバプールには、コーディ・ガクポとライアン・フリンポンもいる。
母国語で日常を楽しめるだろうし、イングランドでの生活にも慣れているから不安もなさそうです。

主戦場は右サイドになりますので、今後モハメド・サラーとの位置関係や役割分担なども練って行くことでしょう。
それに、大切なこととしてコナー・ブラッドリーとの連携がありますね。
お互い、強味が異なりますので、ぜひ良い刺激を与え合って、お互いが成長し合える関係であってほしいと思います。

ようこそ!リバプールへ!

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