あの日から10年の歳月が流れました。
2013年5月19日には、アンフィールドでプレミアリーグの最終戦が行われており、対戦カードはリバプール対QPRでした。
1-0のクリーンシートでリバプールが勝利した試合は、ジェイミー・キャラガーにとって現役生活最後の試合に。
リバプール一筋。
ジェイミー・キャラガーのことを思うとき、そんな言葉が浮かんで来ます。
デビュー以来17年間にわたり、ジェイミー・キャラガーはリバプールのために戦って来ました。
ラストマッチでは、87分の段階でピッチを下がったジェイミー・キャラガー。
言うまでもなく、満場のスタンドからの拍手を受けるために監督が用意した演出でもありました。
あのときのアンフィールドは、それはもう素晴らしい雰囲気でしたね。
リバプールのセンターバックといえば、サミ・ヒーピアのラストマッチも素晴らしい雰囲気でした。
それを思うとき、私はいつもスティーブン・ジェラードのことを考えてしまいます。
スティービーにとって最後のアンフィールドは、とても厳しいものになっていたからです。
明日、土曜日にはアンフィールドでの最終戦を迎えるレッズ。
この夏にチームを離れて行く選手が4人発表されています。
願わくば、ジェイミー・キャラガーのように素晴らしい雰囲気の中で送りたいですね。
試合中は、顔面を真っ赤にしてチームメイトを叱咤する赤鬼のような形相になったキャラ。
地元、リバプールが生んだレジェンドでした。