ピッチ上のアーティスト。
そう表現したくなるようなチアゴ・アルカンタラのプレイぶり。
その所作を見ているだけで、わくわくしたものでした。
今からちょうど4年前の今日、2020年9月18日はチアゴがリバプールの一員になった日。
バイエルンからの加入でした。
あのときのことを思い出すと、ルーニーが悔しがっていたことが一番印象に残っています。
ルーニーは、チアゴがリバプールへ行ってしまったら、もうプレミアリーグの優勝は決まりだ!とコメントをしていました。
チアゴにしか蹴れないキックもあれば、出せないパスもある中、もうひとつ傑出していたのはディフェンス脳でしたね。
これは、バイエルン時代にも顕著に表れていて、チアゴが出場する試合は総じて失点が少ないと言われています。
今夏をもって、現役引退を決断したチアゴ。
つい先日には、アンフィールドにその姿はありました。
ぜひまた来てほしいですね。
そのときには、絶対に良い試合をして勝利しましょう。
チアゴの健康と幸運を祈ります。
希代のテクニシャンでした。