今年の夏を思い起こすと、すっかり中盤が一新されたリバプールですが、新戦力がスタメンを占めるという試合も多々あります。
こういった変革がありましので、シーズン前の下馬評では、トップ4フィニッシュを決めれば成功だとの見方が多かったのも事実です。
しかし、そのリバプールは12月末の段階でプレミアリーグのトップ。
優勝争いに目標は変わったとの声も出ています。
もうすぐ冬の移籍市場が開きますが、リバプールがタイトルを獲るためには補強が必要だろうという意見も出ています。
大きな要素としては、まずジョエル・マティプが大きな怪我を負い、おそらく今シーズン中の復帰は難しいであろうこと。
次に、アンディ・ロバートソン、コスタス・ツィミカスが揃って長期離脱となり、左サイドバックの本職がシニアのプレイヤーではいなくなったことがあげられます。
更に、1月には遠藤航とモハメド・サラーが留守となり、そこをどう凌ぐかも注目されていますね。
そういった前提を踏まえた上で、GOALがリバプールに関する記事を出しており、1月にリバプールが獲得に動く可能性がある6人のプレイヤーをピックアップしています。
ゴシップが飛び交うのは日常茶飯事ですが、今回の記事は、リバプールが必要とするであろうというGOALの意見が書かれたものと見てよいかと思います。
以下、同誌がピックアップしている順序で名前を記してみます。
■アントニー・ロビンソン(フラム)
アメリカ代表のロビンソンは、左サイドバックであり、GOALの寸評では、彼は多彩な能力を持っておりリバプールを必ず満足させるだろうとしています。
リバプールは既にフラムと交渉に入っているとの報道も過日ご紹介したところです。
■ピエロ・インカピエ(バイヤー・レヴァークーゼン)
シャビ・アロンソ監督のもとで躍進を続けるバイヤー・レヴァークーゼンですが、ブンデスリーガのタイトルを間違いなく狙っているだろうし、放出には否定的との見方もあります。
一方で、ピエロ・インカピエは出場機会に恵まれているとは言えず、本人は新天地を求めたい意向との報道もありました。
■ウィリアム・パチョ(アイントラハト・フランクフルト)
22歳のセンターバックは、ブンデスリーガでの活躍もあり評価が上昇しているレフティーですね。
チームの主力でもあり、リバプールが狙っているかはまだ分かりません。
身長にも恵まれ、高さのあるセンターバックだと言っていいと思います。
■ゴンサロ・イナシオ(スポルティング)
こちらも若いセンターバックとなります。
やはりレフティーで、以前からリバプールがスカウトを送り込んでいると言われてはいますが、激しい争奪戦も予想されています。
■ジョアン・パリーニャ(フラム)
ディフェンシブ・ミッドフィールダーには、多くのプレミア勢が関心を寄せていると聞きます。
フラムといえば、アンドレ獲得に動いているという噂もあり、パリーニャの去就には注目が集まっているところ。
■アーチー・グレイ(リーズ)
こちらは17歳のミッドフィールダーで、リバプールが高く評価をしていると言われて来ました。
移籍金には£40mを準備しているという報道もあったところです。
彼の場合には、中盤に限らず右サイドバックもこなせるところが特徴だと思います。
以上、GOALがあげた6人をご紹介して来ました。
この中に1月の新戦力が含まれているのか。
GOALは、フォワードを入れませんでしたね。
噂では、ヨハン・バカヨコの名前も出ていますが、同誌の読みだとディフェンシブなタレントに重きを置くだろうとの見方が鮮明です。
さて、移籍市場の窓が開いた時、誰に「ようこそ!」と言えるのでしょうか。