先ほど、コパアメリカ・グループBの初戦、ブラジル対エクアドルの試合が終了しました。
リバプールからブラジル代表入りしているフィリペ・コウチーニョは、先発フル出場を果たしています。
試合結果は、両チームともゴールなくスコアレスドロー。
内容的には、どちらが優勢だった!とも言えない試合になったかと思います。
コウチーニョはというと、ボールタッチ、躯の使い方、反転能力と、良さを見せていたと思うし、コンディションは良い状態にあると感じました。
ブラジル、エクアドルは、それぞれ戦い方の質、戦術に違いがあり、縦に速く攻めようとするエクアドルに対し、ブラジルはボールをまわしながら組織的に崩そうとする意図が見え隠れしていました。
ある意味、歴代ブラジルのチームは、自由な部分があり、特別な個があったと思うのですが、いい意味でもそうでない意味でも、組織・管理化されているような印象を受けました。
ただ、エクアドルには、「幻のゴール」とも呼べそうなシーンがあり、判定によりゴールは認められませんでしたが、そういった意味では、ブラジルが命拾いしたとも言えそうです。
ブラジルにチャンスの匂いが出るのはコウチーニョあるいはウィリアンが関与したときで、ゴールゲッターの不在感が漂っていました。
試合を観ていて、うん?どうしてこのチームにロベルト・フィルミーノが呼ばれなかったのか?と疑問に思いましたが、まぁ、フィルミーノには、夏の間、リバプールでのトレーニングと調整につとめてもらいたいところです。
ただ、コウチーニョに限っては、躯の切れもシャープだったし、リバプールファンとしてはオッケー!というところでしょうか。