強い雨が落ちる中、スコアレスドローで終えたサウサンプトン戦でしてたが、既にご紹介したとおり、ジョルジニオ・ワイナルドゥムは、ドレッシングルームでユルゲン・クロップ監督がかけてくれた言葉に明るい気持ちになったという趣旨の発言をしていました。
ユルゲン・クロップは、勝利こそ出来なかったことは事実だが、プレイヤー達が落胆せずに前を向いていることを歓んでいるようです。
長いシーズンですから、いろいろなことがあることでしょう。
もし上手くいかなかったとき、どうやって切り替え、立ち直るか!が、非常に重要だと、私も思います。
ここでは、ユルゲン・クロップがLiverpoolfc.comへ向けて語ったことの一部について、私なりにご紹介いたします。
(Jürgen Klopp)
セカンドハーフは、良いリアクションを見せていたし、集中力の戦いだったね。
先に試合で集中力をなくした方が負けるんだ。
私達は、それを失うことはなく、つけいる隙を与えなかった。
レドモンドのようなプレイヤーが、カウンターアタックを見せたときにもね。
我々は、4人のプレイヤーがお互いに助け合う準備が、非常によく出来ていたよ。
実に素晴らしいじゃないか。
これは、次の試合へと繋がるよ!
私達は1ポイントしか獲得できなかったが、その姿勢は十分なものだったよ。
この姿勢をキープできれば、とっても良くなるよ!
ポイントなど小さなことだ。
試合前より1ポイント増えたんだ。オッケーだよ!
こういった試合というのは落としがちなんだ。
我々は、既に試合を落としているしね。
ドローだったとしても、我々は本当によく戦った!
それこそが良いことであり重要なんだよ。
私は、試合の後に観衆を見たよ。
彼等は、パフォーマンスに満足しているようだったね。
4点、5点と得点しろとは、彼等は要求していないんだ。
彼等こそが、難しい状況を理解していたんだよ。
私は、こういった彼等の共通した理解が大好きなんだ。
とはいえ、ファーストハーフについては、素晴らしいとは言えなかったね。
セカンドハーフは非常に良くなった。
我々は勝利に価したが、そうならなかった。
しかし、受け容れるのは簡単なことだよ。
なぜなら、私はもっと悪い結果を受け容れねばならなかったかもしれないのだからね。
これまで、圧勝を重ねて来たリバプール。
1点も取れずにドレッシングルームへと戻って来たわけですから、プレイヤー達は監督に怒られると思ったかもしれません。
しかしユルゲン・クロップは・・・。
「that's great.」
「that's OK!」
という言葉が随所に出てきておりました。
これは、プレイヤーも感無量でありましょう。
しかも、ユルゲン・クロップは、試合をパフォーマンスを理解してくれているコップ達に「大好きだ!」とも。
ううん。
妙に胸に迫る言葉でした。
これを目の前で言われたら、これはリバプールのプレイヤー達が走るはずです!