MLSのシーズンオフを利用して、リバプールへ帰って来ているスティーブン・ジェラードですが、ユルゲン・クロップと接するごとに、その感銘が深まっているそうです。
もともとジェラードは、ユルゲン・クロップのドルトムントファンだったと語っていますが、実際にクロップの側で過ごす時間を重ねるにつれ、幸福感に満たされているとのこと。
人と人として、何かしら共鳴する部分があったのでしょうね。
(SG)
彼(クロップ)と一緒にコーヒーを飲んだんだ。
部屋を出るときには、私は幸福感に満ちていたよ。
背が高い人だなと感じたね。
私はプレイヤーの一員ではないから、彼がドレッシングルームで、どんな風なのかを想像してみたりしたんだ。
クラブの雰囲気は、素晴らしいよ。
プレイヤー達は、トレーニンググランドの周りで活気に満ちているし、あらゆる所に笑顔があふれているんだ。
私は、彼が、こんな風に持ち上げてくれたんだと思うよ。
彼は、プレイヤーの近くにいたいと望んでいる。
プレイヤー達が緊張したり心配することを望んでいないんだ。
そう、彼はすべてのプレッシャーを自分の肩に背負おうとしているんだよ。
私が受けた印象をいえば、私は彼を愛している。
そのカリスマ性をも愛しているよ。
私は、彼の戦術をも愛しているし、チャンピオンズリーグでのボルシア・ドルトムントには、常に注目していたんだ。
とにかく私は、彼の大ファンだったんだ。
しかし今、彼と会い、一緒に仕事をすることで、その思いはワンランク上になったよ。
キャプテン!
ついつい、こう呼んでしまう私ですが、あらゆる経験をしてきたスティーブン・ジェラードが、ここまで讃えるとは、本当に珍しいことですね。
私が思うに、スティーブン・ジェラードこそカリスマではないでしょうか。
そのカリスマが、「カリスマ」と呼び、愛しているとさえ言わせるユルゲン・クロップ。
ここは、何らかの形で、クロップ&ジェラードのコラボを見てみたい欲求に駆られます。
ジェラードがアメリカへ戻るまでには、もう少し時間があります。
その間に、クロップとジェラードの間に、何かが芽生えるか!?
ちょっとした期待感とドキドキ感を抱きます。
でも、何より、せっかくリバプールへ帰ってきたジェラードが、幸せ一杯に過ごしていることが、私としては、とても嬉しく感じます。