これからフットボール界は、夏の移籍市場へ向けた動きが活発化してきますね。
リバプールはといえば、既にライプツィヒからイブラヒマ・コナテの獲得を決めています。
中盤については、メディアでも諸説あるようですが、ジョルジニオ・ワイナルドゥムの代役をリバプールは探しているというニュースも存在します。
その候補として、ローマ所属、ロレンツォ・ペッレグリーニ(イタリア)の名前も浮上しています。
イタリアからの情報だとしてMirrorが報じているもので、リバプールはロレンツォ・ペッレグリーニ獲得のため£25.8mを提示したとされています。
ロレンツォ・ペッレグリーニは、1996年6月19日生まれの24歳。
もう少しで25歳になろうとしています。
実は、2018年の夏にも、リバプールがロレンツォ・ペッレグリーニを狙っているという報道はありました。
その際には実現しなかったものの、もし今回の報道に何らかの信憑性があるとすれば、以来ずっとリバプールは、彼を見てきたことになります。
ロレンツォ・ペッレグリーニは、元々ローマの下部組織で育ったプレイヤーですが、出場機会に恵まれたとは言えず、2015年にはサッスオーロへ移籍しています。
しかし、このサッスオーロでの2シーズンは、主力として大活躍。
買い戻しオプションを持っていたローマが、2017年に呼び戻したという経緯があります。
以降、ローマの主力として活躍を続けているのがロレンツォ・ペッレグリーニ。
プレイスタイルですが、中盤の深い位置から正確なパスを供給できる司令塔的役割も出来れば、インサイドハーフでの起用も可能。
また、やらせればトップ下でもこなすというオールマイティーなミッドフィールダーだと言えそうです。
運動量が多いことも特徴で、ジニの後釜という声があがるのも、ちょっと分かる気はします。
ローマ出身のイタリア人プレイヤーといえば、私はアルベルト・アクィラーニを思い出します。
その才能は高く評価されていましたが、いかんせん怪我の影響もあり、リバプールでは思うような活躍は出来なかった。
ただ、ローマといえば、モハメド・サラー、さらにアリソンをリバプールは連れて来ており、ビジネス面でお付き合いのあるクラブではあります。
今回の報道によれば、ロレンツォ・ペッレグリーニとローマとの契約は、来年の夏で満了になるそうで、いまだ契約延長に至っていないとのこと。
来シーズンのローマには、ヨーロッパの舞台に出る機会がなく、そのへんも影響はするのか?
ロレンツォ・ペッレグリーニの場合には、根っからのローマっ子と呼ぶこともできるし、彼の気持ちがプレミアに傾くか?は、未知数だと言えそうです。
今後、いろいろな名前があがって来ることも予想されることから、ひとつの説として抑えておきたいと思います。