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サウジアラビアの移籍期間の長さに懸念を示すユルゲン・クロップ

Jurgen Klopp

リバプールに限って言えば、ジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョがサウジアラビアで仕事をする選択をしています。
今後どうなって行くのか?が、なかなか予測しにくいわけですが、サウジへ行くことに魅力を感じる選手達が多くいるということが現実かと思います。
無論、そうでない選手がいることも事実ですが。

巨大な富を背景に、ヨーロッパで活躍をするスター選手を引き抜いているサウジアラビアですが、ユルゲン・クロップ監督は、その移籍期間の長さに懸念を示しています。
そもそもヨーロッパ諸国とは、まったく異なる基準で移籍可能期間を設けていますので、予期せぬ時期に主力を持っていかれる可能性もあり・・・。

ユルゲン・クロップ監督のコメントについてはBBCが記事として取り上げており、サウジアラビアの移籍期間が長いことについて、我々にとっては何の役にも立たない旨の発言をしています。
ヨーロッパの場合には、9月1日で移籍市場の窓が閉じますが、サウジアラビアの場合には9月20日までマーケットが開いているそうです。
約3週間も長いことになるわけですが、実際9月20日に選手を持って行かれたら厳しいですね。
ユルゲン・クロップ監督は、サウジアラビアの影響力について「現時点で巨大なものだ」と語っており、次のようなことも述べています。

私が考えている最悪のことは、サウジアラビアの移籍市場が3週間長く開いていることだ。
もし、私が聞いたことが正しければ、少なくともヨーロッパでは何の役にも立たないことになる。
UEFAあるいはFIFAは、それに対する解決策を見つけなければならないね。
しかし結局のところ、現時点では何が起こるかが正確には分からないんだ。

フットボールの世界に限って言えば、サウジアラビアは新興国だと言っていいでしょう。
しかしながら、リバプールは勿論、ヨーロッパのビッグクラブが脅かされるまでの存在になって来ている。
マネーゲームになれば、泥沼になるでしょうし、現実問題として、各国のリーグが持つ魅力を高めつつ、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの価値をより高めて行くことが必要になると思います。

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