ヨーロッパリーグのリバプール対マンチェスター・ユナイテッド戦で、フェライニがエムレ・チャンにエルボーをかましたことについて、現地では「退場にすべきだった」という意見が出ているそうです。
かつて、プレミアリーグで笛を吹いていたハワード・ウェブは、UEFAが調査対象にするのではないかとした上で、あの行為は明らかに退場になるべきだったと語っています。
まぁ、エルボー以外の部分でも、フェライニはラフプレーをしていたし、イエロー2枚をもらっていてもおかしくない試合ではあったと思います。
ハワード・ウェブは、概ね次のようなことを言っています。
「レフリーがしっかり見ていれば、退場になっていたはずだね」
「明らかに暴力行為だよ」
一方エムレ・チャンは、このことに関しては多くを語っておらず、実にさっぱりとしたものです。
「あれは、ちょっとしたファイトだったね」
「フェライニは、フェアなスポーツマンだ。彼の肘がちょっとぼくの頭に当たったけどオッケーだよ。ノープロブレムだ」
おっ、エムレ・チャンこそ、リアル・スポーツマンではありませんか。
あれだけの快勝を飾ったのですから、エムレ・チャンとしても、それくらいのファイトは許容範囲だよ!と、懐の深いところを見せつけた感もあります。
ピッチ外でも、今回はリバプールの圧勝だったようです。
それにしても、現役レフリーとしてジャッジしていた頃のハワード・ウェブは、何かとマンチェスター・ユナイテッド寄りの判定をする・・・と、結構言われていたものですが、今回ばかりは、エルボーをレフリーが見逃したことに強い疑問を呈した形になりました。