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デヤン・ロブレン ユーロ不参加も辞さず


クロアチア代表監督アンテ・チャチッチとデヤン・ロブレンの間にいさかいが生じており、現時点では和解する気配が見られません。

きっかけは、極めて単純なことで、試合前のアップをロブレンが勝手に切り上げたとして、チャチッチ監督がその行動を規律違反と見たのでしょう、クロアチア代表からロブレンを追放するという趣旨のことを公言したもの。

しかし、ロブレンにとっては、極めて心外なことだったようで、「メディアは一方の言葉しか報じない」とした上で、何が起こったのかを自分の言葉で説明しています。
ロブレンとしては、監督に謝罪する気など一切ないようで、「フランスへ行くか、行かないかだ」とし、監督が取った措置を受け容れる気持ちはまったくないようです。

まず、監督がロブレンを非難した事の発端は、試合前のアップをロブレンが勝手に切り上げベンチに戻ったことだとのこと。
この日予定されていたフレンドリーマッチ、対ハンガリー戦では、ロブレンはセカンドハーフからの出場を言い渡されていましたが、出番は巡ってきませんでした。

この件については、ロブレンとしても多々言いたいことはあるようです。

まずロブレンは、フィットネスコーチから「10分~15分間、躯を温めるように言われた」とし、15分も過ぎたし準備は整っていたことから、躯を冷やさないためにジャケットを取りにベンチに戻ったとのこと。

その際、フィットネスコーチから「どうして戻って来た?」と訊かれたので、ロブレンは説明をしたらしいのですが、そのことをフィットネスコーチが監督へ報告に行ったそうです。

ロブレンは、リバプールでの例も出し、アップが終わったらピッチに残るか、ベンチに戻ることになっているとし、この日はセカンドハーフからの出場だったから準備も出来たしベンチに戻ったという趣旨の説明をしています。

しかし、そんなロブレンの気持ちは他所に、監督は予定していたハンガリー戦でのロブレン起用を見送っていました。

文字通りこじれてしまった両者。
おそらく、中には仲裁しようとする者もあったことでしょう。
ロブレンに対し、「監督に謝っておけよ」と言った人物がいたとしても不思議ではありません。

しかしロブレンは、「監督に謝罪するつもりは一切ない!」とし、それで理解されないならば、「ユーロへは行かない」とまで発言しています。

万が一、ロブレンがユーロへ行かないのならば、リバプールに残って、新シーズンにじっくり備えてもらうのもいいでしょう。

クロアチアの監督もロブレンも折れそうにはないし、今後の推移を見守るしかないですね。
直接、現場にいなければ、真相は分かりませんが、私としては、フィットネスコーチの応対、伝達の仕方にも問題があったのではないか?と思えるのですが。

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