セビージャ戦のパフォーマンスにおいて、多くの批判が集中してしまったアルベルト・モレノですが、以前からリバプールの補強ポイントとして左サイドバックは取り沙汰されていました。
メディアは、結構辛辣なときもあり、モレノのパフォーマンスが厳しく詰問される中、リバプールの左サイドバックに関しての報道が増えています。
そんな中、ここへ来て名前が頻繁に出るようになってきたのが、レスター所属の若手左サイドバック、ベン・チルウェル（イングランド）です。
ベン・チルウェルをリバプールが狙っているという噂は、以前からあったわけですが、今回のモレノの件もあり、報道が加速したとも考えられそうです。
とはいえ、もしモレノの代替を探すならば、トップチームでの経験と実績があるプレイヤーも一人欲しいところだと思いますが、リバプールの考えはどうでしょうか。
ベン・チルウェルは、１９９６年１２月２１日生まれの１９歳で、アーセナルのベンゲル監督も、その才能に惚れ込んでいると言われています。
メディアでも、リバプールとアーセナルのレースになっているという趣旨の報道が流れています。
ベン・チルウェルは昨シーズン、レスターのアカデミー・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選出されており、イングランドの各アンダーカテゴリーの代表にも招集されています。
将来を見据えての補強という面では、実によいことだと思いますが、果たして新シーズンからいきなりプレミアリーグで１年を通じてプレイできるのか？という心配はあります。
それともリバプールは、左サイドバックに２人のタレントを補強しようとしているのか？
今後の成り行きを見守る必要がありそうです。
リバプールの左サイドバック補強候補としては、私が見聞きしただけでも４人以上の名前があがっていますが、その大半が若手です。
Ａ代表クラスの実績を既に持っているのは、ケルンのヨナス・ヘクターのみでしょうか。
この夏におけるリバプールの補強ポイントは、いろいろあると思うのですが、現時点におけるファンの注目は、左サイドバックとゴールキーパーに集まっているように感じます。
ゴールキーパーの件については、別途稿を改めて近々書いてみたいと思っています。