ウェールズにとって、ユーロ本大会出場は、まさしく悲願だったことと思います。
出場するだけでも、国の歓びであったところ、何とベスト4入りを果たすという快挙を成し遂げました。
グループリーグでは、イングランドを抑えての首位突破!
また、準々決勝では、タレントの宝庫と呼ばれるベルギーに圧勝したのですから、これは喝采ものですね。
そんな活躍が認められたのでしょう、ウェールズ代表として全試合に先発出場したジョー・アレンが、UEFAが選ぶ大会ベスト・イレブンに選出されました。
ジョー・アレンには、心からおめでとう!と、言いたいと思います。
努力が報われましたね。
ジョー・アレンのベスト・イレブン選出は、ウェールズの人々にとっても、必ずや大きな歓びだし、若手プレイヤー達にとっても励みになることでしょう。
なお、同じウェールズからは、アーロン・ラムジーが選出されており、ガレス・ベイルは選外でした。
一応、ご参考までに、UEFAが選出したユーロ本大会のベスト・イレブン、その顔ぶれをご紹介しておきたいと思います。
(ゴールキーパー)
ルイ・パトリシオ(ポルトガル)
(ディフェンダー)
ジョシュア・キミヒ(ドイツ)
ペペ(ポルトガル)
ジェローム・ボアテング(ドイツ)
ラファエル・ゲレイロ(ポルトガル)
(ミッドフィールダー)
ジョー・アレン(ウェールズ)
トニ・クロース(ドイツ)
アントワーヌ・グリーズマン(フランス)
アーロン・ラムジー(ウェールズ)
ディミトリ・パイェ(フランス)
(フォワード)
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
ちょっと寂しい部分があるとすれば、この中にリバプールのプレイヤーとして選ばれたのが、ジョー・アレンただ一人ということでしょうか。
ただ、実際問題として、今大会に関しては、リバプールのプレイヤーには、あまり出場機会がありませんでしたからね。
特に、多くのプレイヤーを送り込んでいたイングランド代表とベルギー代表において、総勢8人のリバプール・プレイヤーがいたわけですが、出場機会は、ごく限られたものになってしまいました。
ただ、その分、ジョー・アレンの貢献は、一際輝いていたということだし、重ねておめでとう!を言いたいと思います。
この夏の去就が注目されていることも確かなジョー・アレンですが、ユーロでの活躍により、箔が付いた感はありますね。