何度となく、リバプールの補強ターゲットとして名前のあがるカルロス・テベス（ユベントス）ですが、少なくとも、リバプールが関心を持っているのは、事実のようです。
しかしながら、テベスに関しては、ＰＳＧをはじめ、アトレティコ・マドリード、さらにはボカ・ジュニアーズも獲得を希望しているとされ、その中で、リバプールがポールポジションにいるわけではなさそうです。
一説によれば、テベスの獲得資金は、１５００万￡とも・・・。
３１歳という年齢も考慮しての金額だと思いますが、少なくとも、必ず新シーズンには、何らかのタイトルを取り、良い成績を収めることが必須の状況であるリバプールとすれば、金額の上乗せを図ってでも、取りにいっていいと思うのですが・・・。
テベス自身は、「キャリアの最後は、ボカで終えたい」という希望を持っているとも伝えられます。
その気持ちは、よく分かりますが、あと２年くらいは、ヨーロッパのトップリーグで十分にやれるのではないでしょうか。
リバプールとしては、ダニエル・スタリッジが、完全回復して戻って来てくれれば、それがベストでしょうが、開幕からしばらくは、出場できない状態。
計算の出来るストライカーが、スタリッジを含めて、３人は欲しいところですね。
リバプールが、テベスを狙っている・・・という仮説に立てば、不気味なのはＰＳＧでしょうか。
現在も、強力な攻撃陣を持ち、それらのスター・プレイヤー達を放出するという動きも報じられています。
いずれにしても、リバプールとしては、補強にあたって、本命のストライカー候補をしっかり決めた上で、破談に終わった場合の次善の策も用意しておくことが必要となることでしょう。
この、ストライカー獲得を巡っては、ラヒーム・スターリングがどうなるのか！？
という点も、間接的に影響してくると思うので、スターリングの今後についても、稿を改めて、書いてみたいとは思っています。