リバプールへやって来て、それまでとは異なるポジション、プレイスタイルとなったルーカス・レイバですが、そこにはラファ・ベニテスの考えがあったとされています。
以来、ルーカスは中盤の底、いわゆる潰し屋的な役割も担ってきました。
そのルーカスですが、ユルゲン・クロップが監督に就任後、センターバックでのプレイが増えています。
そのことについて、ルーカスが語っており、楽しんでやっているよ!と、しています。
ルーカスのコメントについては、エコーが取り上げていますので、ここでは私なりに、その一部をご紹介したいと思います。
(Lucas Leiva)
正直に言うと、そこでプレイをすることは、監督から言われるまで考えもしなかったよ。
監督は、多くの信頼を寄せてくれたんだ。
私には、そのポジションでプレイをするクオリティーがあると、監督は考えたんだね。
どの試合でも、私は快適に感じるようになったし、自然なことになってきたんだ。
おそらく、リバプールでプレイをする私にとっては、ベストのポジションと言えるだろうね。
このところの20試合から25試合の間では、私は多分18試合か19試合は、センターバックでプレイしていると思うね。
今では、その役割に、とっても満足しているよ。
それに、ミッドフィールダーが必要となったときには、彼(クロップ)は、私を起用できることも分かっている。
そんなに大きな違いはないよ。
センターバックでプレイをすることも似たような部分があるんだ。
中盤にいるよりは、走ることは少ないね。
しかし、非常な集中力が求められるんだ。
試合を読めるようになる必要もあるしね。
そこでプレイをするすべての試合で、私は上手くやり続けたい。
私は、今の状況を理解しなければいけないんだ。
機会が巡ってきたとき、準備が出来ているように、しっかり仕事をしていかないとね。
ぼくはまだ、このグループで重要なプレイヤーであると思っているよ。
もちろん、誰もがプレイをしたがっているけど、昨シーズンのように沢山の試合があるわけではないからね。
そのことを理解しなければいけないけど、それを受け容れるのは難しいことだよ。
でも、そういうことを受け容れないならば、チャンスが巡って来ても、いいプレイは出来ないだろうね。
私はチャレンジするし、監督は私にはその仕事ができると知っていてくれるんだ。
素晴らしい旅だよ。(リバプールでのキャリアのこと)
困難なこともあったけど、私はここでやって来たことを誇りに思っている。
それに、ここで成し遂げるべきことがもっとあるからね。
ここでの10年間の旅は、アップダウンの多いものだった。
幸せなこともあったし、悲しい時もあったよ。
私は、もっと多くのものを獲得したいと思っているんだ。
そのためには、トライし続け、戦い続けなければいけないね。
もっとトロフィーを獲得したいし、それがポジティブなことになっていくことだろう。
本来のポジションではない、センターバックにまわされたルーカスが、モチベーションを保てるか?と、ちょっと私は心配していましたが、ルーカス自身は、まったく気にしておらず、むしろ「楽しんでやっている」と語っていました。
おそらくそれは、チームの雰囲気がいいからだろうし、ユルゲン・クロップとの人としての信頼関係があるからでしょうね。
リバプールでの10年。
大きな怪我で、ほぼシーズンを棒に振った経験もあるルーカス。
移籍市場が開けば、常に放出候補として、騒々しい中でプレイをしてきました。
ユルゲン・クロップは、ファーストチームのプレイヤーは、1月には出さないと言っているし、ルーカスにとっては、久しぶりに経験する落ち着いてプレイできる時期となりそうです。