プレミアリーグ

リバプールでのデビュー戦で評価を高めたアンドリュー・ロバートソン


昨日、土曜日に開催されたプレミアリーグ、対クリスタルパレス戦で、リバプールでのデビューを果たしたのがアンドリュー・ロバートソン。
この夏、ハル・シティからやって来た本職の左サイドバックですね。
デビュー戦で、いきなり活躍をするということは、容易なことではないと思いますが、アンドリュー・ロバートソンのプレイぶりは高く評価され、コップ達からの支持を集めたようです。

既にお知らせしたとおり、マン・オブ・ザ・マッチには、決勝ゴールを決めたサディオ・マネが輝いていますが、アンドリュー・ロバートソンも、そのマネとほとんど変わらないほどの評価を得ています。

左足から放たれるクロスは、非常に精度が高く、質の良いキックだと感じました。
相手ディフェンダーを抜く前に、クロスをあげたシーンが、とりわけ印象に残っています。

また、守備面でも実直なところを見せてくれたし、アルベルト・モレノとはタイプが異なるところも、私は良いのではないかと考えています。

アルベルト・モレノは、爆発力を持っており、勢いづけるにはもってこいのサイドバックだと思います。
一方のロバートソンは、任せて安心、安定感のあるタイプではないでしょうか。

このコントラストを上手く活用できれば、リバプールにとってプラスになることでしょう。

いずれ、一度書いてみたいと思っていたのですが、プレシーズンマッチ、さらには開幕してからの起用法を見るに、どうも今シーズンは、ジェイムズ・ミルナーを中盤専門に戻してプレイをさせようという意図が感じられます。

ユルゲン・クロップ監督の中では、ロバートソンとモレノの2人で、基本的には左サイドバックをまわそうという構想が出来上がっているのかもしれません。

また、ジェイムズ・ミルナーのほうも、クリスタルパレス戦では、ジョーダン・ヘンダーソンと中盤の底に並ぶようなポジション取りをするシーンも見られました。
これはこれで、ひとつの戦術となり得そうです。

経験豊かで、同じイングランド人である二人が組めば、相当手堅いコンビネーションが築けることでしょう。

場合によっては、リバプールのプランBになる可能性もあるかと思います。

アンドリュー・ロバートソンが、期待を裏切らないデビューを飾ったことで、ジェイムズ・ミルナーの起用法も、定まってきそうですね。

デビュー戦で、あれだけやれれば、チームメイトと理解し合い、フィット感を得たとき、もっとよくなっていく。
そんな期待を抱かせる時でありました。

これからも、活躍してほしいですね。

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