1-1のドローとなったリバプール対バーンリー戦ですが、3ポイントが欲しかったものの、チャンピオンズリーグのセビージャ戦から中2日での試合だったこともあり、疲労がたまっていたプレイヤーもいたことでしょう。
次の試合はリーグカップ3回戦であり、思い切って主力に休養を与えるという発想があってもいいように感じます。
リーグカップのレスター戦も、火曜日開催ということで、中2日での試合が続きますし。
今回は、バーンリーとの試合、そのスタッツをちょっと見ておきたいと思います。
以下、主なものに絞り、数字を整理してみます。
■シュート数(トータル) リバプール:35本 バーンリー:5本
■枠内シュート数 リバプール:9本 バーンリー:4本
■ポゼッション リバプール:71.4パーセント バーンリー:28.6パーセント
■コーナーキック リバプール:12本 バーンリー:2本
■パス本数 リバプール:677 バーンリー:276
数字的には、リバプールが圧倒していたことが、見てとれます。
ただ、あまりにポゼッション率が高過ぎることは、必ずしも良い時ばかりではありませんね。
バーンリーは、時折前へ出てきたこともありますが、基本的に人数をかけて最終ラインを固めており、6-3-1のような陣容になるシーンも多かったと思います。
ボックス内が人だらけ・・・。
そのような状況ではありましたが、リバプールは35本のシュートを放っています。
内訳としては、ボックス外からのシュートが17本、ボックス内でのシュートが18本というものでした。
このあたりは、引いてきている相手に対して、バランスよくシュートには行けていたことを示していると思います。
ただ、相手ゴールキーパーに好セーブをされたシーンもあり、1得点に留まってしまったというのが現実です。
獲得したコーナーキックの数でも圧倒したリバプールですが、バーンリーが得た2本により、リバプールはいずれもヒヤリとさせられています。
この部分は、何度も言うようですが、どうにかして改善をしてほしいと願います。
人数をかけて守りを固めてくる相手に対して、どう勝っていくか。
今シーズンにおける課題のひとつかと思います。
リバプールは、この後、レスターとの2連戦です。
私としては、リーグカップでは大胆にメンバーを入れ替え、プレミアリーグで必勝を期す。
そんな発想があっていいと思っています。
ドローに終わってはしまいましたが、気持ちを奮い立たせて、次からに備えてほしいですね。