2014年の夏にベンフィカからリバプールへとやって来たラザル・マルコヴィッチですが、リバプールでは出場機会を得られない日々が続いてきました。
大きな期待を持って迎えられたわけですが、現実は厳しいですね。
必然的に、1月での去就が注目されているわけですが、ここへ来てモスクワのクラブが、ラザル・マルコヴィッチに関心を持っているとの報道が浮上してきています。
エコーが報じるところによれば、スパルタク・モスクワとロコモティフ・モスクワが、ラザル・マルコヴィッチ獲得に興味を示しているとのこと。
また同誌によれば、プレミアリーグのウェストブロムも関心を抱いているとか。
才能を持っているプレイヤーだと思うのですが、ここまで出場機会がないと、本人の年齢を考えても、新天地での活躍の場を与えるのも、致し方ないかもしれません。
ただ、課題となりそうなのは、仮にリバプールがラザル・マルコヴィッチを放出するとした場合、移籍金の額で折り合いがつくか?ですね。
リバプールが、ラザル・マルコヴィッチをベンフィカから獲得した際には、£20mを支払ったとされています。
リバプールとしては、少なくともその金額は取り戻したいと考えるかもしれません。
最近は、移籍金の相場も相当高くなっている実情がありますが、コンスタントにプレイをしていないラザル・マルコヴィッチに、そこまで支払うクラブが出てくるかというところでしょうか。
ラザル・マルコヴィッチとリバプールとの契約期間は、残り18ヶ月とされています。
判断をするときが、近づいていることは事実かと思います。
もし、まったく構想に入っていないならば、本人のためを考えても、何らかの対処をする必要はありそうです。
リバプールが放出の意思を固めれば、他のクラブも獲得に名乗りをあげる可能性もあるだろうし、今後の推移を見守るしかなさそうです。
土曜日には、FAカップの試合を行うリバプール。
ここでも、ラザル・マルコヴィッチがベンチにも入らなければ、移籍の線はより濃くなるかもしれません。
いずれにしても、本人の将来を考慮してあげてほしい。
私としては、そのように思っています。