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リバプールのケイタ・バルデ・ディアオ(ラツィオ)獲得説に思うこと


このところ、結構頻繁にニュースになっているものの一つとして、リバプールがラツィオのFW、ケイタ・バルデ・ディアオ獲得を狙っているというものがあります。

将来が期待される20歳の若者で、本人は新天地を求めたいという希望を持っているとか。

そのケイタに、リバプールが関心を持っていると報じられているわけですが、ラツィオといえば、ファビオ・ボリーニを欲しがっているという説がありましたね。

バーターなーんて、ことがあるのか?とも思いますが、私が今回書きたいのは、果たして、この補強が、本当にリバプールのためになるのだろうか?ということです。

まず、ケイタがいいプレイヤーであるという前提を立てたとしても、今の状況で必要なのが、そのポジションなのか?という疑問を抱かざるを得ません。

現状でも、リバプールの攻撃的プレイヤーとしては、ダニー・イングス、ディボク・オリギ、ラザル・マルコヴィッチ等は、ほとんど出番をもらっていません。
この上さらに、新戦力を注入した場合、何やら、混乱の予感がするのです。

たとえば、イングスを取り上げてみれば、あのバーンリーにおいて、しっかりゴールを奪って来た!というプレミアリーグでの実績を持っています。
コンスタントに起用してあげれば、きっと結果も残すことでしょう。

せっかく新戦力として迎えておきながら、結局使われずに、すぐに出してしまうというサイクルは、ぜひ断ち切りたいところです。

くしくも、レジェンド、イアン・ラッシュが、「もう補強は必要ないだろう」と、言っていましたが、仮に補強をするにしても、ケイタのポジションではないだろうな~と、愚考する次第です。

今、リバプールに在籍しているプレイヤーで、まだチャンスをもらっておらず、待っている顔ぶれもいるわけで、彼等をいかに上手に生かしてあげるか?が、まず肝要ではないかと・・・。

率直に言って、攻撃陣については、今後も枚数を増やすよりも、今いるプレイヤー達の連携や戦術を深掘りしていったほうが得策だと、思うところです。

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