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ベンテケ 「ゴールの喜びよりも失望している」

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先日のマンチェスター・ユナイテッド戦で、唯一の救いを求めるとすれば、クリスティアン・ベンテケのスーパー・ゴールでしょうか。
あれは、すごかった。

本物のストライカーでなければ、あの反応、あのチョイスは出来なかったと思います。

しかし、ベンテケは、自分のゴールを喜ぶよりも、チームが敗戦したことの失望感を抱いているようです。

(CB)
あれは本能だよ。
ボックス内にボールが入って来て、トライすべきだと感じたんだ。

運もあったし、そのことに関しては嬉しいね。
でも、私達は、3ポイントを失ってしまったんだ。

自分自身のことならば、ストライカーとしてゴールを決めたのだから、喜ぶべきことだね。
しかし、結果として、私達は3ポイントを取っておくべきだったんだ。
だから、私は失望しているよ。

私達にとって、失望しての終わりだった。
ファーストハーフの私達は、上手くプレイすることが出来なかったね。
セカンドハーフは、ちょっぴりだけど、良くなった。

私達は、勝利に値しなかったということだよ。

私がゴールを決めたとき、私達は取り戻せると、心の中で思っていたよ。
だけど、3-1にされたことで、私達の望みは絶たれてしまったんだ。

リバプールというクラブのために戦うならば、私達はもっといいものを見せなくてはいけないよ。
もっと、いいところを見せないとね!

今は、トレーニングで、改善しようとしているところだ。
懸命に、懸命にね。
そして、もっと上手くプレイできるようにしないといけないよ。

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ベンテケが、あれほどのスーパー・ゴールを決めたのですから、本来なら勢いに乗り、そのまま同点に追いつくべき試合だったと思います。

しかし、リバプールの3失点目は、相手マンチェスター・ユナイテッドを完全に歓喜させてしまいました。

ベンテケは、ストライカーとして、最高のゴールを決めましたが、試合全体を振り返ると、どうしてもベンテケが孤立していた感は否めません。
その理由は、もしかしたら、キャラガー等が指摘するように、フォーメーションにあったのかもしれません。

本来なら、大歓喜すべき最高のゴールを決めたベンテケも、素直に喜べないという状況というのは、今後は避けたい。

私は、各プレイヤーは、与えられた役割は懸命に果たそうと、努力していたと思います。
しかし、そのことがチームプレイに結びつかなかった。

現状を鑑みれば、リバプールは、試合に臨む戦術から抜本的に改革しなければいけないように思えます。

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