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ファン・ダイクがレフリーに示した対応に世界中が感動 真のリーダーにふさわしい振る舞い


UEFAネーションズリーグで、ドイツと対戦をしたオランダは、2点のビハインドを背負いながらも、試合終盤に反撃に打って出て、90+1分には、リバプールのビルヒル・ファン・ダイクが劇的な同点ゴールを奪ったことについては、今朝方お知らせをしたところです。
このドローにより、オランダはフランス、ドイツとのグループを制し、決勝トーナメント進出を決めています。
さて、この試合において、ファン・ダイクがレフリーに示した振る舞いが話題となり、世界中から賞讃を受けているそうです。

その行動とは、試合終了後にレフリーのところへ歩み寄り、ハグをするというものでした。

この日、ジャッジを務めたレフリーは、ルーマニアのオヴィディウ・ハツェガンさんという方で、つい最近お母さんを亡くされていたとのこと。
そのことを知っていたファン・ダイクは、試合後に抱擁を交わし、声をかけたのだそうです。

これは、後にオランダメディアにファン・ダイクが説明をしており、エコーも記事にしています。

「彼は、目に涙を浮かべていた。お母さんを亡くしたばかりだったからね」

「ぼくは、彼のために祈ったし、良いレフリングをしましたねと言ったんだ。それは小さなことだけど、少しでも彼の助けになればね」

ファン・ダイクが取った行動は、オランダの誇りとも言えそうですね。
こういうプレイヤーがいることで、そのチーム、あるいはその国の評価が高まる。

スポーツを通じた心の交流とは、こういうことを言うのだと思います。

ファン・ダイクは、リバプールでもキャプテンのアームバンドを巻く試合が増えてきており、こういうプレイヤーをチームに持ったことを私も誇りに思います。

素晴らしい行動であり、リバプールの誇りでもありますね。

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