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リバプール対クリスタルパレス戦(プレミアリーグ第23節)の結果と感想

先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第23節、リバプール対クリスタルパレス戦が終了しました。
試合は、4-3のスコアでリバプールが勝利しています。
出入りの激しい試合になりましたが、3ポイントを追加したリバプールは、勝ち点を60に乗せています。

まず、得点経過については、次のとおりです。

▲34分:失点

■46分:モハメド・サラー

■53分:ロベルト・フィルミーノ

▲65分:失点

■75分:モハメド・サラー

■90+3分:サディオ・マネ

▲90+4分:失点

守備に人数をかけ、ラインを深く保って来たクリスタルパレスに対し、リバプールは終始攻勢を仕掛けたファーストハーフ。
しかし、一度のシュートチャンスを活かしたクリスタルパレスが先制点という不穏な立ち上がりとなりました。

しかし、セカンドハーフ早々に、モハメド・サラーが同点ゴールを決めたところから、点の取り合いという、今シーズンのリバプールとしては珍しい試合展開となりました。

相手はロイ・ホジソン監督なので、何らかの策は用いてくるとは思いましたが、思わぬ乱打戦になった感はあります。

3失点をしたのですから、改善すべき点はあるかと思いますが、ディフェンスラインにおける個々のプレイヤー達は、よくやっていたと感じます。
今日の試合に関しては、勝利しての勝ち点3をもって由とするということになるかと。

リバプールのゴールを振り返ってみると、まず同点ゴールとなったモハメド・サラーのシュートは、ファン・ダイクの強烈なミドルシュートから生まれました。
ファン・ダイクが放ったシュートが相手ディフェンダーに当たり、宙に浮いてゴール前へ。
モーが、左足で押し込んでいます。

真後ろからの浮き球だったので、決して簡単なゴールではなかったと思いますが、さすがにモーは落ち着いていました。

53分にボビーが決めたゴールは、ナビ・ケイタがボックス内にいるボビーへパス。
それを受け取ったボビーが、数歩ドリブルでボールを動かし、シュートコースをつくると、右足を振り切ってゴールに結びつけています。

リバプールの3点目となったモーのゴールは、ファビーニョが深い縦パスを入れ、ジェイムズ・ミルナーが躯を投げ出してのクロス。
そのボールをモーが、左足で押し込んだものです。

結果的に決勝点となったサディオ・マネのゴールですが、左サイドでアンドリュー・ロバートソンががんばり、サディオ・マネへのパスを通します。
そのままサディオ・マネは、ゴールキーパーへ向かってドリブルを敢行。
右足のシュートを相手ゴールに流し込んでいます。

思わぬ点の取り合いとなりましたが、こういう試合でも勝ち点3をゲットしたことは大きいし、今回の勝ち点が今後に影響を及ぼすこともあるでしょう。

また、結果的にフロントスリー全員がゴールを決めたのもポジティブでした。

これだけのゴールが生まれていますので、書きたいことは沢山ありますが、右サイドバックを努めたジェイムズ・ミルナーの働きぶりは、さすがだと感じました。

しかし、ザハとマッチアップしていたことで、2枚のイエローカードを提示され、89分には退場となっています。
ジェイムズ・ミルナーを欠いたとき、右サイドバックのポジションに入ったのが、ロベルト・フィルミーノだったのには驚きましたが、落ち着いて考えてみれば、それがベターな人選だったのかもしれません。

そういう役割でも嫌がらずにこなすボビーのハートに拍手ですね。

ジェイムズ・ミルナーが退場となりましたので、次節は本職のディフェンスラインが復帰してくれることを望みます。
考えてみれば、負傷者が相次ぎ、苦しい中で戦った試合で、勝ち点3を得たのは、素直に歓ぶべきだと、自分なりには思っています。

この試合において、リバプールは3人の交代枠を使っています。

■71分:ナビ・ケイタ → シェルダン・シャキリ

■87分:ファビーニョ → アダム・ララーナ

■90+4分:モハメド・サラー → ラファエル・カマーチョ

私なりには、途中からピッチに入ったプレイヤーの中では、特にアダム・ララーナに注目していたのですが、動きもシャープだったし、さすがのテクニックも見せてくれたと思っています。

ひとつ心配なのは、途中でピッチを後にしたファビーニョが、どこかを痛めているのか?
その部分は、別途確認が出来たらと思います。

両チームあわせて7ゴールが生まれたこの試合。
予想外の展開でしたが、クリスタルパレスは嫌な相手だし、まずは勝ち点3をゲットしたことをもって、ひとつ課題をクリアしたと考えたいですね。

これで、ライバルチームにもプレッシャを与えることが出来ることでしょう。

  • B!