プレミアリーグ

リバプールが開幕3連勝で単独首位に その価値を考える


プレミアリーグが開幕し、第2節の段階で全勝のチームはリバプールとアーセナルのみという状況で迎えた第3節でした。
リバプールはアーセナルを倒し、開幕3連勝。
唯一全勝をキープし、プレミアリーグ単独首位に立っています。
私は、これが意味するところは大きいと考えています。

まず、昨シーズンのリバプールは、チャンピオンズリーグ決勝を戦っており、いわゆるシーズンオフがやって来るのが遅かった。
さらに、シーズン終了後の代表戦開催の関係で、チームに合流する時期が遅れた主力もいたし、オフを十分に取れなかったプレイヤーもいました。

特に、セネガル代表のサディオ・マネ、ブラジル代表のロベルト・フィルミーノとアリソン、さらにエジプト代表のモハメド・サラーが不在の中でプレシーズンマッチでの調整をして来たという事実は、忘れてはいけないと思います。

リバプールは強い。
それでも、前述したような状況がありますので、チームが持っている100パーセントの力を発揮するには、多少の時間が必要だろうと、私は考えていました。
おそらく、今後リバプールは、調子を上げていくでしょう。

そんな序盤の時期にあって、勝ち点を落とさず、開幕3連勝を飾ったことには、率直に言って価値があると、私は思います。

今後ですが、まず待たれるのはアリソンの復帰ですね。
さらに、ナビ・ケイタがコンディションを戻すことも肝要です。

首位決戦と言われた対アーセナル戦ですが、両チーム共に全勝ではありましたが、明らかにアーセナルはリバプール対策のために、自分達のスタイルを捨てた。
アーセナルレベルのチームが、ゴール前を固めてくれば、崩すのは難しかったに違いありません。
しかしリバプールは、多くのシュートを放ち、3ゴールを生んだ。
これが意味するところも大きいはずです。

アーセナル戦は終わった。
大切なのは、次の試合に集中することですね。
とにかく、勝ち点3を積み上げ続ける。
あとは、負傷者を出さないように留意し、効果的なターンオーバーを採用できるようにすることが、リバプールにとって必要なことではないでしょうか。
私としては、開幕しての序盤は、決して簡単ではないと思っていたので、その中で結果を出したリバプールは、よくやってくれていると考えているところです。
続けて行きたいですね。

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