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アストン・ヴィラ対リバプール戦(プレミアリーグ第11節)の結果と感想


先ほど、プレミアリーグ第11節のアストン・ヴィラ対リバプール戦が終了しました。
試合は、1-2のスコアで、リバプールが逆転勝利をおさめています!
今日の勝ち点3が持つ意味は、限りなく大きいものになりそうです。

先制をしたのはアストン・ヴィラで、21分のこと。
VARが介入したもののオフサイドは認められず、リバプールの失点に。

セカンドハーフに入り、猛攻を仕掛けるレッズですが、ラストの部分でやや精度を欠く部分があったのか、なかなかゴールネットを揺らすことが出来ません。

同点に追い付いた貴重なゴールを決めたのは、アンディ・ロバートソン。
87分のことでした。
右ワイドからサディオ・マネが柔らかいクロスを供給し、ゴール前まで走り込んで来たロボが、ヘッドでびしゃり!と合わせて同点に追い付くことに。

時計の針は90分をまわり、掲示された追加タイムは5分。
90+4分のこと、右コーナーキックを取ったリバプールは、トレント・アレクサンダー=アーノルドが低い弾道の鋭いキックを放ちます。
その時、ニアに入り込んで来たサディオ・マネがヘッドで合わせて逆転ゴール!
サディオのシュートは、バックヘッドと呼んでもよさそうです。
相手の前に入り込む一瞬の動きが勝負を決めた。

今日のリバプールは、本来のベストだったとは言えないと思います。
しかし、悪くはなかった。
むしろ、アストン・ヴィラのしつこいほどの粘りと集中力を讃えるべきだろうと。

試合展開からすれば、リバプールが勝ち点を落とすと考えた人々が多かったことでしょう。
それでも、同点に追い付き、さらに逆転へ持って行けるのが、今シーズンのリバプールですね。

セカンドハーフの流れを加速させるため、ユルゲン・クロップ監督は、65分の段階で、2枚代えを敢行しています。
ジョルジニオ・ワイナルドゥムとモハメド・サラーをベンチに下げて、ディボック・オリギとアレックス・オックスレイド=チェンバレンを投入。

アレックス・オックスレイド=チェンバレンは、ピッチに入っていきなりのシュート連打を放っており、気迫のこもった入り方が出来ていたと思います。

またリバプールは、84分にアダム・ララーナに代えてナビ・ケイタを投入。
ナビ・ケイタは問題なさそうですね。
アダム・ララーナは、アーセナルとのリーグカップから中2日でのプレイであり、そんな中でもベストを尽くしていたと思います。

リバプールがドラマを生んだ。
そんな試合だったのではないでしょうか。
どんなに強いチームでも、苦しい試合はある。
そんなとき、勝ち点3を持ち帰れることこそが、限りなく尊いものに思えます。
最後まで、目が離せない熱戦でした。

  • B!