ジョーダン・ヘンダーソンのことを書いてみたいと思います。
言わずと知れたリバプールのキャプテンです。
私は、このところヘンドのパフォーマンスを見るに、目を見張る感慨を抱いています。
その気迫は、鬼気迫る!という形容がふさわしいと思うほどに。
2019年12月。
リバプールにとっては厳しい一ヶ月になると、私は覚悟していました。
ハードスケジュールの中、クラブワールドカップも組まれており遠征までもが含まれていたためです。
しかしリバプールは、見事にタイトルを獲得し、その後も連勝を続けている。
クラブワールドカップ後に、リバプールが対戦をしてきた相手を見てみると、厄介な対戦カードが続いていたことが分かります。
そのすべてに勝利した背景には、ヘンドのアグレッシブなプレイがあり、キャプテンシーが物を言っただろうと、私は考えています。
たとえば、クラブワールドカップ後に、リバプールが倒して来た相手は、こんなラインアップでした。
・レスター
・ウルブス
・シェフィールド
・エバートン
・トッテナム
・マンチェスター・ユナイテッド
・ウルブス
シェフィールドも独特のフットボールをするチームで、油断のならない相手でした。
それでもリバプールは、勝ち点3をしっかりと積み上げて行った。
さてヘンド。
繰り返しになってしまいますが、このところ特に気迫あふれたプレイぶりが目立ちます。
攻守の切り替え、その速さと厳しさは、以前から定評がありますが、さらに迫力を増したように思えます。
また、ファビーニョの代役としてアンカーを務め、見事に穴を埋めた。
さらに、ファビーニョが戦線に戻り、一列前に出れば、恐ろしいほどのスプリントも見せる。
まるで、無尽蔵のスタミナがあるかのように見えますが、ヘンドの場合には、気迫であり、大袈裟に言えば魂でありましょう。
私は、率直に言って、最近のヘンドのパフォーマンスを見て、改めてヘンドというプレイヤーを見直しています。
キャプテンシーにあふれる真のリーダーだと。
この調子を維持し、シーズンを通じてヘンドが活躍できれば、リバプールはより栄光に近づくことでしょう。
リバプールのキャプテン。
14番は、充実の時を迎えたようです。