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リバプールの2019-2020シーズン 好プレイ集 その2


プレミアリーグ優勝を果たしたリバプール。
それを独走と呼ぶ人もありますが、1試合、1試合、ワンプレイ、ワンプレイの積み重ねの上に成し遂げた栄誉だと私は思っています。
印象深いプレイ、記憶に残るシーンが沢山ありますが、ランダムに好プレイとして2019-2020シーズンを振り返ってみたいと思ったわけです。
初回は、ディボック・オリギがエバートン戦で決めたゴールを取り上げさせていただきました。

今回は、アンフィールドでのマンチェスター・ユナイテッド戦から。
リバプール対マンチェスター・ユナイテッド戦は、2020年1月19日に第23節として開催されました。

オールドトラフォードで対戦をした際には、VARの判定に泣かされたレッズ。
アンフィールドでは猛攻を見せ、試合内容では圧倒しています。

この試合、先制ゴールを決めたのはファン・ダイクで、14分のこと、トレント・アレクサンダー=アーノルドが蹴った右コーナーキックをヘッドで決めきっています。
1点を先行したリバプールですが、その後も多数の決定機を演出し、特にセカンドハーフには猛攻を仕掛けます。
しかし、なかなか追加点が来ない。

相手はユナイテッドだし、1点差では安心は出来ないもの。
緊張感の抜けない試合となりましたが、90分をまわり追加タイムへ。
そこで出た圧倒的なシーン。

90+3分のこと、アリソンがロングフィードを放ち、ハーフウェイラインぎりぎりでモハメド・サラーがおさめます。
そこからモーのドリブルがスタートし、相手ディフェンダーに執拗なボディ・コンタクトを受けるも、モーのバランス、躯の軸はまったくぶれず。
出て来たゴールキーパーのデ・ヘアの動きをしっかりと見極め、値千金の追加点を決めています。

歓びにシャツを脱いだモー。
そこへ真っ先に走り寄ったのがアリソンだった。
ユナイテッド戦でのゴールキーパーの歓喜といえば、エンゴクのゴールを祝ったぺぺ・レイナの姿が思い出されたものでした。

ロングフィードを蹴ったアリソンが、まず実に素晴らしかった。
さらに、いくら躯を寄せられても、落ち着き払って独走し、フィニッシュを決めたモーが素晴らしかった。
今シーズンのリバプールは、勝負強さを見せつける試合が多かったわけですが、このワンプレイは象徴的だったと私は思います。
まさに、今シーズン、レッズの好プレイでした。

その1 ディボック・オリギが決めたエバートン戦でのゴールへ
その3 ボーンマス戦でのジェイムズ・ミルナー魂のクリア!

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