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アーセナル対リバプール戦(プレミアリーグ第36節)の結果と感想


先ほど、プレミアリーグ第36節、アーセナル対リバプール戦が終了しました。
試合は、2-1のスコアでアーセナルの勝利となっています。
リバプールにとっては、ストレスのたまる試合になりましたが、どこを改善すべきかを今一度見据えて、立て直してほしいと思います。

先制点を決めたのはリバプールでした。
20分のこと、サディオ・マネが決めたものです。

このゴールは、ロベルト・フィルミーノが左ワイドを上がって来たアンディ・ロバートソンを使い、ボールを受けたアンディ・ロバートソンは低くて鋭いクロスを供給。
そのボールをサディオ・マネがスライディング気味にしっかりと決めています。

両チームの力関係、今シーズンにおける状況をみれば、リバプールが先制点を奪えば、相当優位に立つはずでした。
しかし、32分、44分と、ファーストハーフのうちに連続失点。
いずれも、ディフェンス陣の連携ミスと言いますか、多少の油断があったように見えるし、悔やまれる失点でした。
ゴールキーパーに戻そうとするプレイからやられてしまったもので、普段のリバプールであれば、ちょっと考えられないプレイだったかと。

選手達は、もとより一生懸命にプレイをしています。
ただ、無意識の中、優勝を決めたことで、あと一歩の踏み込み、ハングリーさが欠けているのか?
あるいは、ジョーダン・ヘンダーソンの不在が、あまりにも大きいのか?

とはいえ、ヘンドがいなくても完勝できるチームをつくらないと、今後のことを考えると不安要素になりかねません。

リバプールは、今日の試合で敗れた。
選手は勿論、リバプールファンもがっかりしていることでしょう。
ゆえに、あえてですが、光明を書いておきたいと思います。

私は、大きく分けて、ふたつのポジティブなものがあったと考えています。
ひとつには、途中でピッチに入った南野拓実が、積極的な姿勢を見せたこと。
これまでになく、ゴールを決めるんだ!という気持ちが伝わって来たと思います。

もうひとつには、シェルダン・シャキリの実戦復帰ですね。
長かった離脱。
実戦のピッチに立つことができたシェルダン・シャキリ。
ぜひ、コンディションを上げて、残り試合で活躍してほしいと思います。

なお、リバプールはこの試合において4人の交代枠を使っています。

■61分:ロベルト・フィルミーノ → 南野拓実
■61分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン → ナビ・ケイタ
■82分:モハメド・サラー → ディボック・オリギ
■82分:ジョルジニオ・ワイナルドゥム → シェルダン・シャキリ

南野拓実は、途中交代でしたが、これまでと比べれば、比較的長い時間のチャンスをもらいました。
ピッチに入った早々、果敢にシュートを狙いにいった気概がよかった。

個人的には、ボビーとタキが一緒にピッチに立った連携を見たいと思う私でした。
結構、面白い連携が見られるように思うのですが。
さて、アーセナル戦は残念でした。
記録のこともある。
しかし、これがフットボール。
リバプールは、ずっとよくやって来た。
次へ向けて、今一度チームのメンタリティーを取り戻し、立ち直りたいですね。

  • B!