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マルコ・グルイッチの処遇で決断を迫られるユルゲン・クロップ監督

Marko Grujic


マルコ・グルイッチといえば、まず思い出すのは、ユルゲン・クロップ監督がリバプールへとやって来て、最初に獲得した戦力であるということです。
当時のことを思い出すと、マルコ・グルイッチがリバプールへ加入する際、ユルゲン・クロップ監督に頼んだことはひとつだけだったということを書いた記憶があります。
それは、ローンではなく、リバプールでプレイがしたいということ。

大きな期待を背負ってレッズへやって来たグルイッチですが、なかなか出番がなく、近年はローンでのプレイが続いています。
しかし、昨シーズン、一昨シーズンとプレイをしていたヘルタ・ベルリンでは輝いており、いかに重用されていたかは、その出場時間を見ただけで分かります。
グルイッチは昨シーズン、ブンデスリーガでの試合において、フィールド・プレイヤーとしてピッチにいた時間は最長を記録しています。

29試合に出場をし、そのすべてがスタメンであることも、ヘルタでの重用ぶりを表すものだと思います。
さて、そのグルイッチですが、ローン期間が終わり、プレシーズンはリバプールのユニフォームを着て行動を共にしています。
フレンドリーマッチ2試合でもチャンスをもらっている。

グルイッチを欲しがっているクラブは多数にのぼるとも言われていますが、特に熱心なのはヘルタだという報道が多数を占めていることは事実。
しかし、ユルゲン・クロップ監督としては、リバプールのミッドフィールダー、そのオプションになり得るかを見るためにチャンスを与えている。
そう報じているのはMirrorです。
実際グルイッチは、フレンドリーマッチの2試合ともにピッチに入っています。

グルイッチのことを書くとき、私はよく「上背に恵まれたミッドフィールダー」だとご紹介をしています。
その身長は公称191cm。
フレンドリーマッチで、グルイッチの姿をよく見ましたが、セットプレイなどの際にボックス近辺にポジションを取ったとき、やはりグルイッチの高さは突出して私には見えました。
テクニックもあるし、あれだけの高身長を何とか活かせないものか。

ユルゲン・クロップ監督としても、キープという選択肢も含めて思案しているものと報じられています。
一方で、Mirrorが報じ、エコーも記事にするところによれば、ヘルタはユルゲン・クロップ監督の決断を待っているとのこと。
売却する場合ですが、リバプールは£20mを要求するとも言われてきました。

ローンで出ていた選手や若手にとっては、特にこの夏は厳しい条件下に置かれましたね。
何せ、2試合しかプレシーズンマッチが出来ていないのですから、アピールするにも機会が少な過ぎる。
これは、巡り合わせとはいえ、選手にとっては、ちょっと気の毒にも思います。

さて、マルコ・グルイッチの将来は何処に。
ブレイクすれば、相当な戦力になる可能性も秘めていそうですが、リバプールへ来て以来、確実に時間が経過しているのも事実です。
ブンデスリーガでの実績をユルゲン・クロップ監督がどう評価し、最終的にどう判断するか。
この件は、もう少し見てみたいし、もしリバプールに残るのならば、新シーズンこそチャンスをつかんでほしいと願っています。

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