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チェルシー対リバプール戦(プレミアリーグ第2節)の結果と感想


先ほど、プレミアリーグ第2節、チェルシー対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-2のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
これでリバプールは、開幕2連勝を飾ったことに。
とにかく、1試合ずつに集中して、勝ち点3を続けることが重要ですね。

■50分:サディオ・マネ
■54分:サディオ・マネ

ファーストハーフは、緊張感がみなぎる展開でしたが、ハーフタイムに入る直前に、リバプールに大きなチャンスが巡って来ていました。
ヘンドが出した縦パス、サディオ・マネが抜け出す体勢に入ったところ、背後から倒されファールを受けます。
このプレイによりクリステンセンにイエローカードが提示されますが、VARが入り、判定はレッズに。
リバプールは、数的優位を築き、セカンドハーフへ入ることになりました。

まず、サディオが決めた先制ゴールですが、ボビーとモーのワン・ツーで崩し、ゴール前に入って行ったサディオがダイビング気味のヘッドで決めきっています。
リバプールが誇るフロントスリーの饗宴でした。

サディオの2点目は、これも実に印象深いもの。
ゴールキーパーへのバックパスを狙っていたサディオが、ケパのキックを右足でひっかけ、そのまま右足でゴールへ蹴り込んだものです。
諦めない姿勢、アグレッシブなメンタリティーが生んだゴールだったと思います。

相手が10人になったとき、むしろ試合が難しくなることもあります。
しかしリバプールは、しっかりとアドバンテージを生かしていたことが良かったと思います。
数的優位を無駄にしなかったことは、とても大きいですね。

また、リバプールにも大きなピンチはありました。
アリソンが魅せた。
75分には、ジョルジーニョのPKをストップ!
また、相手決定機を止めるなど、高額ゴールキーパー対決で完全勝利をおさめたものでした。

誰もががんばってくれた試合でしたが、心情的には、マン・オブ・ザ・マッチを選ぶならば、ファビーニョの名前をあげたいですね。
90分間、集中を切らさず、危なげなく、しっかりとセンターバックの役割を果たしてくれたと思います。

両サイドバックも良かったし、ナビ・ケイタも馴染んで来ている。
2人のセンターバックを欠いて難しい試合になることも予想されましたが、ファビーニョは勿論、チーム力で奪った勝ち点3だと思います。

また、この試合では、リバプールへ加入したばかりのチアゴ・アルカンタラがデビューを果たしています。
何てエレガントなのだ!と、つい言ってしまいそうなプレイぶり。
まだ、チームとしてのトレーニングは、ほとんどやっていないと思うのですが、いきなりボールタッチ数も多く、チームメイトからの信頼を感じさせました。
柔らかいボールタッチといい、心憎いパス出しといい、チームに馴染むには最適な状況で出られたことも大きかったと思います。

開幕戦で3失点をしていただけに、この試合ではクリーンシートが欲しかったリバプール。
ファビーニョ、アリソンをはじめ、ナイスプレイもあり、スタンフォード・ブリッジで決めましたね。
得るもののあった試合だと思います。

なお、この試合でリバプールは、3人の交代枠を使っています。

■46分:ジョーダン・ヘンダーソン → チアゴ・アルカンタラ
■63分:ナビ・ケイタ → ジェイムズ・ミルナー
■86分:ロベルト・フィルミーノ → 南野拓実

南野拓実は、良いコンディションを維持していけば、今後必ず長い時間でのプレイも出来るでしょうから、しっかりと準備をして行きたいですね。
新加入で、ディオゴ・ジョタが加入していますが、タイプが違うし、役割も異なるものになることでしょう。
まだまだシーズンは始まったばかり。
今後に期待したいと思います。

スタンフォード・ブリッジでのクリーンシートの勝利。
センターバックにトラブルがあった中での勝ち点3は、大きな意味を持ちそうです。
今後、よりチームの連携を高め、精度を上げて、さらに強いチームになって行ってほしいと思います。

  • B!