Georginio Wijnaldum
今夏の移籍市場は、その窓を閉じましたが、ずっとメディアが騒いでいたのは、バルセロナがジョルジニオ・ワイナルドゥムを欲しがっているということでした。
ご存知のとおり、バルセロナはクーマン監督が就任しており、前オランダ監督ということで、ジニを高く評価していると言われています。
そのバルセロナが、来る１月にもジニ獲得に動くという報道が出て来ています。
私は、こういうものを憶測と呼ぶのだと考えておりますが。
報じているのは、スペインのMundo Deportivoで、夏にジニを獲得出来なかったバルセロナは、冬の移籍市場でアプローチをかけると。
クーマン監督が、ジニを気に入っていることは分かります。
しかし、だからと言って、物事はそう単純ではないと思うのです。
おそらく今回の報道も、さほどの根拠はないのだろうと、私は思います。
ご存知のとおり、ジニとリバプールとの契約は、今シーズンをもって満了となります。
もし、このまま契約延長が成立しなければ、移籍金が発生するのは１月までということに。
リバプールのプレイヤーであるジニ。
１２月あるいは１月の段階で、リバプールがどんな戦績をおさめているか。
ここが重要ではないでしょうか。
たとえば、プレミアリーグのタイトルを狙える位置にいる。
チャンピオンズリーグで順調に勝ち進んで行く。
そういう状況であれば、ジニとしても、リバプールで栄光を勝ち取り、トロフィーを掲げたいというのが人情というもの。
また、リバプールとジニとの契約延長の目が、まったく潰えたわけでもありません。
ここは冷静に、静かに見守りたいと思います。
新シーズンが開幕しても、相変わらずユルゲン・クロップ監督に重用されているジニ。
先の話をするには、まだ早いというのが、私の意見です。
ぜひ、今シーズンこそ、ファンの前で、皆で一緒にトロフィーを掲げたいですね。