ブンデスリーガの強豪、ライプツィヒに2-0で勝利したリバプール。
ベスト8進出を決めたわけですが、今回の試合では、ファビーニョをアンカーに配したことが非常に効いていましたね。
リバプール対ライプツィヒ戦において、ファンが選ぶマン・オブ・ザ・マッチは、ナット・フィリップスですが、UEFAのプレイヤー・オブ・ザ・ウィークには、ファビーニョがノミネートされました。
これは、UEFAが発表し、LFCもオフィシャルで伝えているもので、プレイヤー・オブ・ザ・ウィークには、ファビーニョを含め、4人の選手が候補に入っています。
こういう賞というのは、ゴールを決めたりした選手が選ばれる頻度が高いのですが、アンカーで選出されるのは、それだけファビーニョのパフォーマンスが傑出していたことを意味するものと思います。
ノミネートされたことだけでも嬉しいものですが、もしファビーニョが選出されれば、リバプールにとっても朗報です。
今回、候補としてノミネートされた4人は、次のとおりです。
■アーリング・ハーランド(ボルシア・ドルトムント)
■セルジオ・オリベイラ(FCポルト)
■ケイラー・ナバス(パリ・サンジェルマン)
ライプツィヒ戦で見せたファビーニョのパフォーマンスについては、ユルゲン・クロップ監督も絶賛しているそうです。
ユルゲン・クロップ監督の言葉を短くUEFAがSNSに投稿もしています。
🗣️ Jürgen Klopp on Fabinho: "Best in the world at number 6 position, it is clear."#UCL pic.twitter.com/pK5zofd8AA
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) March 10, 2021
昨シーズンのリバプールは、ファビーニョがナンバー6のポジションを担当し、それが無理なときには、ジョーダン・ヘンダーソンが代役を果たすという仕組みでした。
それが今シーズンは、相次ぐセンターバックの負傷により、実現できずに来た。
今回のライプツィヒ戦では、ナット・フィリップスとオザン・カバクにセンターバックを委ねたことで、ファビーニョが本来のポジションに戻ることが可能となった。
その効果は覿面でしたね。
今後のリバプールが、どう戦って行くのか。
その大きなヒントになりそうな試合となりました。
ファビーニョの授賞を祈って。