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リバプール対ボローニャ戦(1試合目)を見て思うこと


フレンドリー・マッチとして行われたリバプール対ボローニャ戦。
まず今回は、その1試合目をレビューしてみたいと思います。
この試合は、30分ハーフの60分マッチでした。

試合結果を先に書きますと、2-0のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
スコアラーについては、次のとおりです。

■7分:ディオゴ・ジョタ
■13分:サディオ・マネ

先制点となったジョタのゴールですが、相手ディフェンスにパスの乱れが生じ、そこを奪いに行ったジョタがゴール前へと迫って行きます。
出て来るゴールキーパーの動きもよく見た上での落ち着いたゴールでした。

パスの乱れが起こる前には、サディオ・マネがプレスに行っており、それによって多少慌てた部分もあったように感じます。
ジョタのシュートは正確だったし、サディオも見えないファイン・プレイですね。

リバプールの2点目となったサディオのゴールですが、こちらも相手ディフェンスのパス交換に乱れが生じたところを突いています。
ボールを奪ったサディオは、大きなフェイントでゴールキーパーまでも交わし、落ち着いて左足で押し込みました。
こちらの方は、その前段階で、ナビ・ケイタがプレスに行っており、これもまた良いプレイだったと思います。

リバプールには、他にもゴール・チャンスがあったし、特にジョタには数回の決定機が訪れました。
これは、ジョタのポジション取りが良いからであり、入って行く動きが巧みだからでありましょう。
ボールタッチがラブリーで、良い状態にあると私には見えました。

欲を言えば、モハメド・サラーにもゴールが生まれればよかったわけですが、ゴールのクロスバーを叩くシュートを放っており、決して感触は悪くなかったと思います。
モーのことですから、黙っていてもゴールを決めるはず。

私なりに、この試合を観ていて印象に残ったのは、サディオがとても元気だ!ということです。
よく動けているし、躯から元気さがあふれていました。
今シーズンのサディオは、おおいに期待できそうです。

また、この試合でもナビ・ケイタはよくプレスに行っていたと思います。
サディオと2人ではさみに行くシーンもあったし、ここまでは順調な仕上がりですね。

さて、大きな怪我から帰って来たファン・ダイクですが、この試合では43分間のプレイとなりました。
交代で入ったのは、リース・ウィリアムズ。

決して無理をせず、感触を確かめるようにプレイをしている姿を垣間見ることができました。
ファン・ダイクのことですから、公式戦がスタートすれば、しっかりフィットさせて来ることでしょう。
もちろん、しばらくは配慮も必要だと思います。

負傷者もなかったはずだし、リバプールにとって良い調整になったのではないでしょうか。
カオイムヒン・ケレハーも安定していたし、やはりクリーンシートでの勝利は、フレンドリーマッチとはいえ、嬉しいものですね。

  • B!